W杯開幕直前! お手軽“ブラジル料理”入門
2014-06-06 eltha

サッカーW杯のほか、2年後の2016年にはリオ五輪の開催も控え、注目度が高まっているブラジル。正式名称は、ブラジル連邦共和国。ロシア、カナダ、中国、アメリカに次ぎ世界で5番目に広い国土(日本の23倍!)には、1億8000万人以上もの人々が暮らしています。気候は国土の90%が熱帯地域。そんな国に住むブラジルの人々は、明るい性格が特徴。サッカーやダンス、パーティーなどが大好きで、おしゃべりも得意なんだとか。
ブラジル料理は、世界の良いとこ取り?

肉料理がメジャーなブラジルでは、牛や豚、鶏、マトンなど、さまざまなお肉を食べます。中でも牛肉の年間消費量はひとりあたりなんと38.4kgで、これは日本人が食べる約3.5倍以上もの量になるんだとか(※2011年現在)。
日本でも馴染みが深い食材では、トマトやバナナ、レモン、干しエビなどのほか、アフリカ大陸の影響でオクラを使用することも多いそう。また、美容食として日本でも大ヒットしているアサイーはブラジルが原産国。ココナッツは、お菓子からメインディッシュまで幅広く活躍します。古くは先住民たちの主食とされ、今なお親しまれているキャッサバ芋は、ブラジル特有の食材のひとつ。このでん粉は、日本でもお馴染みの“タピオカ”の原料でもあるんです。

ブラジルの代表的な料理はこれ!
そのほか、塩をふった牛肉や羊肉のブロックを大串に刺して焼き、豪快に切っていただくシュラスコや、トマトシチューのようなバイーア州の代表的な郷土料理ムケッカ[⇒レシピへ]もメジャーな料理。ポンデケージョ[⇒レシピへ](モッチリ食感が特徴のチーズ風味のパン)、パンケッカ[⇒レシピへ](ブラジル流パンケーキ)、ケージョ・ケンチ(ケイジョ・ミナスというチーズを使用したホットサンド)といったメニューはブラジルの朝を彩ります。
ブラジルのお菓子は、ブリガデイロやココナッツのキスなど、果物やミルク、卵、チョコレートなどを使用したものが主流。お酒は、カシャッサ酒やライムなどを混ぜあわせたカイピリーニャがブラジル伝統のカクテルと言われています。
