冬野菜からビタミンを効率良く摂取する方法は?
2012-12-13 10:00 eltha
「冬野菜は寒さに耐えるための糖分が多く蓄積されるため、甘味があり身体を温める食材であることが特徴です。風邪やインフルエンザ等が流行してくるこの時期、健康を保ちながら冬を乗り切るには、主に旬を迎える野菜を食べることが有効と言われています」と同社。また、美肌を作るためにもビタミン類は欠かせないため、積極的に摂取したいところだ。
同社が冬野菜の代表例として挙げたのは「ハクサイ」。ビタミンCやカリウム、カルシウム等のほか、カロテンや食物繊維などを多く含んでいる、鍋物の定番野菜だ。「ミネラル類は漬物にした方が効率よく摂取でき、塩漬けするとビタミンCの損失を防ぐだけでなく、乳酸菌などの腸内細菌の働きを助け、整腸効果が向上します」(同社・以下同)。ただし、塩分の摂り過ぎにはご注意を。
“大根どきの医者いらず”ということわざがある「ダイコン」も、ジアスターゼなどの消化酵素やビタミンCが豊富に含まれている冬野菜。ビタミンCの含有率が高いのは皮の部分で、中心部の約2倍も含んでいるという。「日本料理では、ほとんど皮をむきとってしまいますが、ダイコンはできるだけ工夫をし、皮ごと調理するのが理想といえます」。また、葉の部分は根以上に高い栄養を含んでいるため、捨てずに活用して。
ビタミンAやB2、C、Eのほか、カリウムやカルシウムなどのミネラルも豊富に含んでいる「ブロッコリー」はビタミンの宝庫。「ただし、ビタミンCは茹でると低下してしまうため、加熱調理には蒸すなどの工夫が必要です」。そのほか、細菌に対する抵抗力や、肌荒れの改善にも良いとされるカロテンやビタミンAを豊富に含む「ニンジン」、ビタミンA、Cを含み、古くから漢方や薬味として活用されてきた「ネギ」もおすすめだとか。
同社Webサイトでは、野菜を使ったレシピも紹介中。寒い日が続く昨今、野菜をたっぷり使った料理で美肌対策&風邪対策をしてみては?
【こんなメニューはいかが?】冬野菜の定番・ダイコン(紅心大根)を使った「紅芯大根ごはん」レシピ