隈取をデザインした「歌舞伎フェイスパック」、発売2日で完売
2013-12-10 19:31 eltha
同製品は、東京ミッドタウン主催のデザインコンペ「Tokyo Midtown Award 2008」で準グランプリとなった作品を製品化にあたり染五郎が監修したもの。「歌舞伎を若い人や海外の人にも広く知ってもらいたい」という染五郎は、隈取の選定のほかデザイン、包装紙の裏側に記した歌舞伎や隈取の説明文も監修している。
アルミパウチ包装された2枚入りで、価格は税込880円。国立劇場や東京ミッドタウン、羽田空港、または同社Webサイトにて販売していたが、年末年始までの展開を想定した個数を揃えていたにもかかわらず、発売から2日で品切れとなった。
「年末年始に海外へ行かれる方や、海外のお友達へのクリスマスプレゼントとして購入された方が多かったです。もともとそのようなニーズは想定していたのですが、予想以上の反響でした」と同社。男性の購入者も多数おり、「歌舞伎の隈取をやってみたかった」という声が多く寄せられたという。今後は追加生産のほか、第2弾製品の開発も検討中。歌舞伎に興味がある人のほか、歌舞伎を知らない若い世代、日本の伝統文化に興味がある外国人観光客などに向け、アピールしていく。