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女子会に雅な和食の文化を… 「賛否両論」笠原氏のこだわりとは?

2014-07-06 11:00 eltha

 もはや定番となった女子会だが、食されるメニューはイタリアンやフレンチなどの洋食が多い。そんな“女子会文化”を受け、テレビなどでおなじみの日本料理店「賛否両論」の店主で料理人の笠原将弘氏が、女子会にピッタリな和食コースを、居酒家「かまどか」とタッグを組み考案。5日に都内で行われた試食会で、和食への思いと女性の嗜好を考慮して作り上げた数々のメニューについて語った。

料理人の笠原将弘氏が考案したこだわりの“和食”女子会コース (C)oricon ME inc.

料理人の笠原将弘氏が考案したこだわりの“和食”女子会コース (C)oricon ME inc.

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 「女性は今、パワーがあって、食に対する好奇心というか、楽しむのが上手なんだと思うんですよね。そういう方たちが食べたいとイメージするものを、と考えて作りました」と笠原氏。同氏とかまどかが持つ「“日本の食文化の素晴らしさ”を伝えたい」という共通の思いを受けて作られたコースは税込2980円コースと、同3480円コースの2種類(共に7品)。トークをしながらのんびり食事を楽しみたいという女性のニーズを受け、どちらも飲み放題付き(3時間制)とした。

 「今回は“和食が食べたいね”と言って来た人たちがイメージする味から、あまり外れない方がいい」と考えた笠原氏は、同店の出汁や米にこだわった「釜炊きご飯」、「熟成鶏の一枚焼きと手羽焼き」など、人気メニューはあえてそのまま活用。さらに、食前のおなかに優しい汁物「季節のすり流し」や、おばんざいの盛り合わせ、自分で作ることができ、おかわりもできる最中のデザートなど、女性の心をくみ取った新メニューを用意している。

 どれも手間のかかるメニューだが、笠原氏「(女性が好きな)“ちょっとずつ色々な料理を食べる”って、なかなか家ではできないんですよ。料理屋がやらなきゃいけないのは、まず“美味しい”で、その次が“手間”なんですよね」と料理人としての心意気を語り、今回の料理に満足そうな表情を見せた。

 なお、同社公式webサイトでは、笠原氏が主演したショートムービー「うまいもの好きどうし」を公開中。コントグループ・フラミンゴの辻本耕志が演じる“かまどかくん”と、笠原氏が演じる“笠原くん”が、食を通して運命的な出会いを果たすストーリーで、ラストにはユーモラスな演出もなされている。

 今回が初演技となった笠原氏は「周りが皆さん演技されている方ばかりだったんで」と恥ずかしそうにコメント。ムービーは試食会前に上映され、笠原氏と同社の和食や食材に対する思いを感じた女性たちはその後に供された“こだわりの味”を体感。笠原氏は女性たちが笑顔で舌鼓を打つ様子を、真剣な表情で見つめていた。



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