冷えているのに汗が出る 女性の大敵“冷えのぼせ”とは?
2014-07-17 14:38 eltha
冷えのぼせの典型的な症状は「普段冷えを感じており、手または足が冷えているのに顔や頭がボーっと熱くなることがある」というもの。「上半身は冷えを感じていないが、手足は冷たいと言われる」「気温・運動など暑くなる条件の後に、胸より上がカーっと熱くなり、汗がどっと出る」という人は冷えのぼせの可能性が高いという。
南雲先生も「冷えのぼせは冷え症の重度な症状。冷えが続くと頭部が熱くなり、手先・足先の末端との温度差が大きくなることから、冷えとのぼせが混在した“冷えのぼせ”になります。こうなると、自律神経がバランスを崩すため、生理痛やむくみ、めまいなどの症状が悪化したり、寝付きが悪くなる傾向にあります」と危険性を指摘する。
冷えのぼせは、ほてりを感じやすい顔や脇、指先などは冷やして熱を逃がす“一時ケア”と、首の後ろや腹部、お尻、足首を温めて冷えを改善する“日常ケア”を行うことが大切。特に、効率的に全身を温めることができる首の後ろがポイント。「ここを温めることで、自律神経のバランスが整います。寝る直前に首を温めながら腹式呼吸をして、頭を空っぽにするのも効果的です」(南雲先生)。
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