一杯約2000円! スタバの高級コーヒーを飲んでみた
2014-09-17 20:39 eltha
■その価格、ドリップコーヒーの約6倍! 希少豆『ゲイシャ種』とは?
『パナマ アウロマール ゲイシャ』は、スターバックスの中でも特に希少性が高く、個性豊かな風味を持つコーヒーを期間、店舗、数量限定で提供する『スターバックス リザーブ』の新しいラインナップ。そもそも『ゲイシャ種』とは、1930年代にエチオピア南西部の「ゲシャ」と称する村で発見され、1950年代にコスタリカに持ち込まれた品種。栽培が難しく収穫量がわずかなため、世界的にも希少な品種として知られているとか。
まず、気になるのはその価格。店舗だけで味わえるコーヒープレスで抽出した一杯は1782円。さらに特別なコーヒーメーカー「クローバー」を使用した1杯が1998円と、スターバックスのビバレッジメニューの中でも高価格です。ちなみにコーヒー豆でも販売されており、そちらは250グラムで1万800円。それぞれショートサイズのみの提供で、店員さんによると「店舗ごとに仕入れられる豆の量も限られているため、このサイズでしかご用意できない」のだとか。定番の『ドリップコーヒー』が同じサイズで302円なので、その価格差は約6倍! それでも、発売初日から「みなさん、朝から続々と買って行かれます。コーヒー豆もお昼までに3袋売れました」と好感触。コーヒーファンの期待の高さがうかがえます。
■高級コーヒーの気になる「色・香り・味」を徹底比較!
期待に胸踊らせながら『パナマ アウロマール ゲイシャ』(ゲイシャ)と『ドリップコーヒー』(ドリップ)をテイクアウトして、まずは二杯を並べて色の観察から! 『ドリップ』と比較して『ゲイシャ』の液面は、やや透き通った琥珀色なのが特徴。フタを開けた瞬間に優雅で甘美な花のような香りが立ち上ります。ひと口すすると、フルーティーな風味が口だけでなく鼻腔に抜け、全身を包みこむよう。飲んだ後からも、しっかりと熟成された甘みが余韻として残ります。
また、もっとも『ゲイシャ』の違いを感じられたのは、少し時間をおいてから。コーヒーの温度が下がってからでも酸味があまりキツくならず、むしろ風味がふくよかに。イキイキとした果実味を最後の一滴まで堪能することができました。
熱心なコーヒー好きでなくても、その香り高さと深いコクを実感できる『パナマ アウロマール ゲイシャ』。秋も深まるこの季節、ちょっと特別なコーヒーを片手に贅沢なひとときを楽しんでみては?