残暑の影響少なく…今年は早めの秋モード
2014-09-25 10:00 eltha
台風接近や記録的豪雨など、悪天候に見舞われた今夏の日本列島。立秋を過ぎてもうだるような暑さが続くのが通年だが、今年は最高気温30度以上の“真夏日”の日数も少なめ。8月と9月(24日現在)の東京地方の気温は、昨年と比べると平均、最高ともに2度近く下回っている。
肌寒さすら感じる日もあった今年の残暑シーズン。気温の変動に伴い、自然と温かさを求める人は多かったようだ。大手コンビニチェーン「ローソン」では、お盆前頃からスタートした中華まんの販売数が昨年の同時期(8月〜9月)に比べ上昇。ホットドリンクの売上も好調で、「特にお茶類の人気が高いです」(同社広報)。
また、8月の国内「ユニクロ」売上推移速報によると、直営店とダイレクト販売を含む売上高は、前年比6.2%増で、「8月下旬に気温が下がったことにより、秋物商品の販売が好調」だったという。同じく9月の月次売上高が前年比を上回った「ライトオン」では、「メンズ、ウィメンズともに秋の新作ボトム、パーカーやカーディガンなどの羽織物が堅調に推移した」。
食にオシャレに芸術にと、見どころ満載な秋本番はこれから。さまざまな“アイテム”で深まる秋をより楽しんでいきたい。