深海魚の油から美容オイル ニッスイ初の取り組み
2014-12-15 15:10 eltha
深海魚「オレンジラフィー」はヒウチダイ科の魚。オイルには優れた保湿力と、お肌に近い性質からくる肌なじみの良さがあるという。「抽出した油は天然のワックスエステルと呼ばれ、いわゆるオイル(油脂)と比べてサラサラで伸びがよく、みずみずしい感触を保ちます」と同社。顔や全身のスキンケアやマッサージ、髪のパサつきや広がり防止など、1本で全身の手入れができる点が特長だ。
以前はヨーロッパの化粧品メーカーなどで一部使われていたものの、魚特有の臭いや安定性の問題もあり、なかなかスキンケアアイテムへの利用は進んでいなかったというが、同社独自の魚油精製技術により、スキンケア製品の開発に成功。まずは同社通信販売で取り扱うことになった。
製品は無着色、無香料で32ml(税別2500円)と105ml(同5500円)の2種類を展開。「発売前に試したモニターからは“クセがなく使いやすい”、“身体や顔、髪の毛まで、これ1本でお手入れできる手軽さがいい”という声が集まっています」と手ごたえを感じている。
これまでにもカタツムリや毒蛇、蜂毒など、生物の持つ力を活かしたケア製品は多数注目されてきたが、“深海魚のオイル”も女性たちの心をくすぐるかもしれない!?