正月太りは「歩き方」や「姿勢」の改善で予防

　暴飲暴食になりがちな正月休み。仕事や学校が始まってから「太った？」なんて言われないためにも、体調管理はしっかりしておきたいものだが、運動するのは少し億劫。そんな中、「まずは日常のちょっとした動きを意識するだけで、だいぶ違ってくると思います」と教えてくれたのが、コナミスポーツ＆ライフ・統括プロデューサーの白戸拓也さん。正月太り予防のポイントを伺った。

　しっかり体を動かさなきゃ…頭では分かっていても、冬の寒さや日々のスケジュール追われて、ついつい後回しになってしまっている人は少なくないはず。白戸さんによると、「もちろん、運動するにこしたことはないですが、例えば、冬は寒くて姿勢が崩れやすくなるので、意識して背筋を伸ばしたり、歩き方に気を配るだけで、それが代謝アップにつながります」。消費カロリーは歩く早さによっても変化するため、リズミカルに歩くことが大切なんだそう。

　ジムに行ったり、ジョギングをしたりと、気合いを入れて運動をしなくても、日々の行動の見直しで効果が期待できるとは、なんて嬉しいお言葉！　さらに、キレイな姿勢や歩き方を意識することは、“美しい体作り”にもつながってくるんだとか。「基本的にその人の動きが体型を左右しているので、キレイに動けていれば自然とボディラインも美しくなりますし、体も疲れにくくなってくると思います」

　また、「美しく痩せるためには、体重の増減だけ気にしないこと！」と白戸さん。「最近、BMIで見ると痩せている女性って多いんですけど、筋肉量が少なくて意外と隠れ肥満の方もいらっしゃいます」。基礎代謝は筋肉量で決まるといい、プロポーションにも関わってくるため「食べずに痩せるのではなく、適宜に筋肉量をキープしながら健康的に痩せることが大事です」。

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2015-01-02