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オオグソクムシ、深海魚、自衛隊メシ… 2015年の“変わり種おせち”

2014-12-30 17:51 eltha

 日本の文化に根付いた伝統的な食文化・おせち。とはいえ近年は元日からスーパーマーケットやレストランが開いていることや食の嗜好の変化などから、“おせち離れ”が進んでいると言われている。そんな現状を受け、各メーカーは多くの人が楽しめる“変わり種おせち”を展開。キャラクターものやスイーツ、ネタ的なインパクトおせちまで、バラエティ豊かな品ぞろえだ。

種類も豊富な2015年“変わり種おせち”

種類も豊富な2015年“変わり種おせち”

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 SNSなどで注目されたのが、『焼津 長兼丸 深海魚おせち』(クリオンマーケット)。オオグソクムシの焼き物や深海鮫入りのかまぼこなど、“珍味”が詰まっている点がポイントで、オオグソクムシ2匹をそのままの姿で焼き上げた強烈すぎるビジュアルは、大きな反響を呼んだ。『陸上自衛隊OSECHI』(同)は、迷彩柄のお重がワイルドな印象。一の重、二の重には海老や栗きんとん、黒豆といったおせちの定番メニューや特製ちらし寿司が入っているが、三の重にはレトルトパウチのハヤシビーフとポークカレー、白米という“ミリめしセット”が詰まっており、ミリタリーファンや自衛隊ファンの間で人気となった。

 コアファンに向けた商品はそのほかにも多数。子どもも楽しめる要素を加えたキャラクターおせちはその代表格で、今年大人気となったディズニー映画『アナと雪の女王』のお重に入った『紀文 おせちの詰め合わせ/アナと雪の女王』(紀文)や、『キティおせち』(千趣会)も登場。人気アイドルグループ・AKB48のメンバーがメニューを考案した『AKB48コラボおせち』(大丸松坂屋百貨店)、新日本プロレスが監修したボリュームたっぷりの肉料理満載おせち『新日本プロレスおせち』(クリオンマーケット)、重箱にエンブレムがあしらわれ、サッカーボールに見立てた料理も作られた『サンフレッチェ広島おせち』(ノバレーゼ)なども注目を集めた。

 おせち料理とは、季節の節目である“節句”に食べる料理のことを指していたが、現在では1年の初めの節句である正月に食べられるようになったとか。料理にも「昆布巻き=喜ぶ」や「数の子=子孫繁栄」、「黒豆=豆に働く(健康)」など、それぞれに意味があり、その幸せを重ねるという意味で重箱に入れるという節もある。

 とはいえ近年は小樽洋菓子舗ルタオや銀座コージーコーナーが手掛けているケーキや菓子を詰め合わせ『スイーツおせち』をはじめ、重箱の中身もさまざま。ここに紹介した商品はすでに完売しているものも多いが、2015年正月、おせちの準備をしていない人は自分流の“マイおせち”を探ってみては?



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