奈良漬けスイーツに青トマトソース 学生の研究から生まれたコラボ商品が集結
2015-05-30 11:10 eltha
今年で8回目となる同フェアは、大学発のブランド商品を紹介する人気催で、地域で生産している野菜や企業での取り組みなどを取り入れた地域性・独自性に富んだ商品が並ぶ。食品ばかりではない。佐賀県下の干拓地における塩類被害対策として、アフリカ原産の植物・アイスプラントを野菜化研究し「バラフ」を作った佐賀大学は、抽出した保湿ジェル『バラフクリスタル モイストジュレ』を商品化。生産農家の手肌がキレイなことに気づき、化粧品に使えるのではないかと考えて開発したという。
ほかにも、奈良漬けを使用したケーキ『奈良のかすていら』(奈良女子大学)、カロリーの少ないコンニャクイモの粉末を利用したつけ麺(共愛学園前橋国際大学)、卵など動物由来食品を使わず玄米やリンゴ酢などを使用したマヨネーズドレッシング(関西大学)のほかにも、20大学が集ったお酒コーナーも充実。また、開催設置された食堂では、東京大学、関西大学、千葉大学、早稲田大学の商品がセットとなった4大学コラボ定食『東西ご千早定食』(各日100食限定)や、麺類などが食べられる。
開催は6月2日まで。期間中は開発に携わった学生と企業がともに直接販売。若い活気に満ちあふれている会場では、まるで大学の文化祭に来たような気分でショッピングを楽しめる。