長澤まさみ、水原希子も… 女優たちのメイクに見る「太眉ブーム終焉」の予感
2016-05-29 17:00 eltha
2011年頃からじわじわと注目されていた太眉。近年では“平行眉”と言われる曲線のないまっすぐな太眉が主流で、水原希子や石原さとみを筆頭に多くの女優やモデルたちが実践。それを真似する多くの女性たちにより、平行太眉ブームが盛り上がりを見せていた。
しかし、化粧品メーカー各社による2016年夏のメイクからは、新しいトレンドがうかがえる。太眉ブームの立役者的存在のひとりである水原希子を起用している『マキアージュ』(資生堂)のキービジュアルは、自分の眉幅と眉のカーブを生かしたものに。『エスプリーク』(コーセー)の上戸彩や北川景子、『コフレドール』(カネボウ)の長澤まさみも、主張しすぎないナチュラルな眉ラインと太さだ。
「小顔に見える」という評判も相まってブームになった平行太眉はナチュラルメイクでアクセント的に用いられることが多いが、今年の春夏からはブルーやイエロー、ピンクなどのアイカラーを目元に取り入れるメイクが注目を集めている。メイクは足し算と引き算のバランスが重要。アイシャドウにアクセントカラーを入れるならば、主張しすぎない眉毛幅の方が良いということだろう。
ちなみに、安室奈美恵のブレイクで1995年に一大ブームとなった“アムラー”の細眉は、眉毛を剃ったり抜いたりして自分の眉毛幅を無視したデザインに仕上げる人も多く、必要以上に太く濃く見せる太眉ブーム同様に違和感を覚える人も少なくなかった。女性たちの眉幅は、これからどうなっていくのだろうか。