ダイエットとフルーツのアブナイ関係　気を付けるべきポイントは？

　リンゴやバナナなど、これまでさまざまな方法が流行したフルーツダイエット。ビタミン類が豊富なものが多いことから意識的に摂取する美容意識の高いオトナ女性は多いけれど、取り入れ方に気を付けなければ逆効果になってしまう恐れがあるんだとか。

　フレッシュフルーツはビタミンやカリウム、食物繊維などさまざまな栄養が含まれていることが多いので、腸内環境を整えるのにおすすめな食材。賢く生活に取り入れればダイエットや美肌作りをサポートしてくれるけれど、甘味の源である“果糖”に注意。砂糖よりも腸の吸収がゆるやかなので血糖値は上がりにくいものの、極端に摂り過ぎると中性脂肪の蓄積を招いてしまうことが…。

　ダイエット食品を扱うサニーヘルス社によると、フルーツを食べるならば朝が有効だとか。「午前中は排泄器官が働く時間、正午〜午後8時頃は摂取と消化、午後8時〜明け方は吸収の時間、といった具合に人間の体には時間によってリズムがあり、体内時計が働いています。朝は排泄器官が活発に働く時間帯ですので、食事を摂る際は体内の老廃物や毒素などの排泄を促してくれるようなものを選ぶと良く、代謝が促されダイエット効率も上がります」（同社）。

　生で食べるフルーツは食物酵素が豊富なうえに、消化吸収に優れているため、寝起きの胃腸にも最適。“吸収”の時間帯である夜に食べるよりも、“排泄”の朝に食べるほうが効率が良いというわけ。ダイエット中の人や朝食を食べない生活を送っている人こそ、調理不要で手軽に食べられる朝フルーツを実践してみて。

2016-06-26