川村ひかる、第1子妊娠6ヶ月 苦難乗り越え“ABC妊活”に取り組む
2016-07-06 09:52 eltha
川村は人気グラビアアイドルとして活躍し、現在は健康管理士やジュニア野菜ソムリエなどの資格を生かしタレントとして活動。昨年秋に婚約し、今年春に入籍、そして妊娠と順調に結婚生活が進んでいるようにも思えるが、その陰には川村の長年の苦労と努力があった。
10代から数多くのグラビア撮影を行ってきた川村は、過度なダイエットの影響でホルモンバランスを崩し、30代に受けた検査で「卵胞の数が少なく、妊娠は難しい」と診断された。昔から母親になることに憧れ、厳しい現実を突きつけられるも、3年ほど前から食生活のコントロールをはじめとした“妊活”へと取り組み始めた。
「20代で子宮内膜症、30代で若年性の更年期障害になったりして、ホルモンが少なく妊娠しにくい体ということを意識して、主人に出会う前から不妊治療セミナーに通ったり、雑誌の特集で見かけた卵子凍結セミナーにも話を聞きに行きました。自分の肉体年齢は実際より3、4歳はプラスと考えて、パートナーが見つかってからでは遅いと思っていたんです」。
さらに、日々の生活習慣も見直し始めた。1時間でも多く睡眠を取る、脳をリラックスさせるため夜にスマホやPCを見ない、家の電気をダウンライトにする、冷たい飲み物を控える、などなど、体に刺激を与えるものをできるだけ控えるよう取り組んだ。「これは、私が考えた子どもを授かるための妊活ABC論。『(A)当たり前のことを、(B)バカにせず、(C)ちゃんとする』という考えです」。簡単に思えるが継続するのが難しい小さな努力を積み重ね、昨年秋に人生の伴侶を得て精神的な安定も得た結果、今春に妊娠の兆候を見ることができた。
本来は今年5月3日の入籍発表時に妊娠も公表したかったというが、少し時間がかかったのには、理由があった。「初めは一卵性の双子を妊娠したんですが、一人の子は心音が確認できなくて育たなくて。一卵性は卵が近いので、一個が流れちゃうともう一個も引っ張られてしまう可能性のある時期もあったので、体調が落ち着かなかったんです」。
また、川村は2014年の10月に脳に小さな動脈瘤が発見されている。現在は小さいため症状はないが、大きくなり破裂すると脳内に出血が起こり、脳梗塞を引き起こす危険性もある。そのため、当初通っていた病院を変わる必要があったなど、妊娠初期は「絶対安静の時期があり、なかなか喜べなかったです」というほど不安定な日々が続いていた。
「芸能人が30代後半や40代で妊娠や出産というニュースをよく見るので、『妊娠って簡単にするのかな』って思っている方もたくさんといると思うのですが、実際はそんなことはなくて。妊活は体力的にも精神的にも、経済的にも大変なこと。『結婚してから始めればいいや』という考えの女性も、自分の体をしっかり見つめて、不安のある方は独身時代からスタートを考えていただきたいと思います」。
自分を支えてくれる夫、そしてお腹に宿った新しい命と一気に家族が増え「精神的に強くならなきゃ、と思いました。つらい時期もあったけど、やっと見つかったパートナーと、やっと授かった命ですから」と力強く語った川村。現在は妊活サイトなどで同じ状況の女性たちの情報なども参考にして、ママになる準備を進めている。
なお、この日放送されたフジテレビ系情報番組『ノンストップ!』(月〜金 前9:50)にも出演し、これまでの経緯などを振り返った。
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