働き女子の思いを代弁 “30代女性の等身大”を表現したリカちゃん
2016-08-22 14:00 eltha
同企画でリカちゃんが表現しているのは、大手化粧品会社の販促部で働く30代女性。社内では中堅となったがゆえに仕事の責任も増え、恋に肌あれにと振り回される毎日を送っている…という設定だ。そんな“振り回され女子”は意外と多く、資生堂は同キャンペーンの第1弾企画として「振り回されエピソード」を募集したところ、2596通の応募が。同社やタカラトミー社が選定した優秀エピソード5つは、“OLリカ”が受賞者にかわって公式SNSで熱演するという。
そのほか、「残業確定…」「かしこまりました!」「ピンチ!!」など、OLの嘆きや日常のフレーズに乗せてリカちゃんがさまざまな表情を見せるLINE無料スタンプの配信も行われているほか、d プログラムの公式Twitterアカウントをフォローし、応募した人を対象にスキンケア商品やOLリカが描かれたオリジナル付箋のプレゼントもスタートした。
これら企画で見せるリカちゃんは、母親はデザイナー&父親はフランス人の音楽家、豪華な家に住み、たくさんのペットに囲まれ…といった“恵まれた環境”や、本人のルックスやファッションセンスの良さを前面に押し出した、“憧れの女の子”とは一味違うもの。それでも、子どもの頃にリカちゃんと遊び、共に歳を重ねてきた30・40代のオトナ女性にとっては、ちょっぴり情けなくても頑張り続けるリカちゃんの方が、より共感できるのかもしれない。