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小松菜奈、運命の相手は「いると信じたい」

2016-12-29 09:00 eltha

 ミステリアスな雰囲気と透明感のあるたたずまいで、見る人を魅了する小松菜奈。映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(公開中)のヒロインを演じる小松に、映画の役作りから恋愛観まで聞いた。モデルとしてだけでなく、女優としても活躍する彼女の素顔とは…。

ミステリアスな雰囲気と透明感のあるたたずまいで見る人を魅了する小松菜奈(撮影:逢坂 聡) (C)oricon ME inc.

ミステリアスな雰囲気と透明感のあるたたずまいで見る人を魅了する小松菜奈(撮影:逢坂 聡) (C)oricon ME inc.

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■“かわいらしさ”が、苦手分野

 三木孝浩監督からは“今までで一番かわいい小松さんを撮りたい”と言われたという小松。「(愛美は)男性から見た理想の女性像のようなところもあるので、最初はそれに合わせるのが難しかったです。そういう“かわいらしさ”が、苦手分野なので(笑)」と笑顔をのぞかせる。「衣装も、かわいくマフラーを巻いたり、スカートやワンピースを着たり。普段の自分が着ない服装が多かったので新鮮でしたね」と新しい挑戦も多かったのだとか。

 とはいえ、共感できる部分もあったという。「愛美はすごく“自分らしさ”を大切にしている子なので、そこは私と似ていると感じました。愛美は高寿(福士蒼汰)と限られた時間しか一緒にいられない運命なのですが、その一瞬一瞬を、どれだけ心から楽しむかということを考えていて。私自身、仕事でもプライベートでも、自分が本当に楽しめることをするのは大事だと思うんです。人と比べず、つねに“自分は自分”という気持ちを持っていたいです」。

■仕事でも趣味でも、何かを頑張っている人がいい

 素朴でまっすぐな高寿と恋に落ちる愛美。「高寿のような男性は素朴でいいですよね。無邪気な部分を見せてくれたら嬉しくなります」と小松。「大人な部分を見せつつ、たまに少年みたいに無邪気になるのは、キュンとくるポイントなんですよ。待ち合わせのとき、いきなり後ろから「わっ!」と来るとか、公園でいきなり走り出したりとか(笑)」とニッコリ。「仕事でも趣味でも、何かを頑張っている人がいいですね。恋人も大事だけど、まずは自分のやりたいことを思いっきり楽しんでいる人。私自身もそうありたいと思っているので、お互いに仕事のことを相談できるような相手が理想です」と恋愛観を明かす。

 映画では食べ歩きや自宅デートなど“普通のデート”を描くが、小松も「私もそっち派です。食べ歩きをしたり、公園に行ってバドミントンしたり、家で映画を見たり。ゆったり過ごすのが理想」なんだとか。恋をしてもあまり変わらないタイプという小松は、「相手に影響されて「変わった」って言われるのもイヤですし。自分は自分でしっかりしなきゃと思います」と芯の強い一面もちらり。

 一方で「ひとめ惚れの経験はないんですけど、直感でビビビっとくるというのは大事だと思います。私の周りでも、結婚した人って「ずっと一緒にいる将来が見えた」とか言う人が多いんですよ。だから、きっと自分にも運命の相手がいると信じたいです」と、20歳の女の子らしい素顔ものぞかせた。



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