今年らしさを出すなら! 犬木愛さんに聞く“大人春メイク”
2017-03-26 10:00 eltha
■犬木流“春メイク”は上品ピンク
まずは、淡いピンクカラーが上品な、4色のグラデーションで彩る『コンプリートアイパレット No.10』を使用。手の甲で淡いピンクと濃いピンクを混ぜたら、大胆にアイホールに乗せていきます。「今年らしさを出すなら、アイシャドウをグラデーションにしないで1色にするのがポイント」とのこと。また、アイホールからはみ出るくらい広めに色を乗せると、より今っぽさが出るのだとか。
「もっと目を大きく見せたい‥」という人は、パレットのブラウンを筆にとって下まぶたの際に影を入れるイメージでオン。こうすることでほんのり影を感じるニュアンスアイに。アイラインはしっかり入れてしまうと“ぬけ感”がなくなってしまうので、まつ毛とまつ毛の合間を埋める程度にするのがポイントです。マスカラも「春らしさを出すならブラックではなくてブラウンに」。
■マットとツヤの質感で遊んで
口元は、ルミネ横浜店先行発売中のリップベース『バーバリー リップカラー コントゥア 01』でまずは整えて。「これをリップラインからオーバー気味に塗ってあげると、すごく女性的なぷっくりとした唇になります」とのこと。そして、「春メイクはこれ1本で大丈夫!」と犬木さんおすすめなのが『リキッド リップ ベルベット No.29』。なめらかなクリームのように包み込み、マットに仕上がるリキッドリップは、唇に乗せて指でトントンと伸ばしていくだけ。マットなのにシワができないマシュマロリップが完成します。中央にいくほど濃くなるように3段階にわけてグラデーションに塗ると、じんわり“色っぽリップ”に。
ベースメイクは“ツヤ感”を重視するのがポイントです。『バーバリー フレッシュグロウ ルミナスフルイドベース』をハイライトのかわりにTゾーンやあご先に使い、輝くツヤをプラス。最後にチーク『ライトグロウPF No.08』をオン。顔の側面にチークを入れるのが最近のメイクトレンドなんだとか。黒目より内側に入らないよう、逆三角をイメージして入れていきます。「入れ方を変えるだけで一気にトレンド感がでます」。
全体のトーンはピンクながらも、かわいくなりすぎない大人メイクが完成。この春は質感を感じる“上品ピンク”でメイクを楽しんでみては。
【犬木愛プロフィール】
佐々木希や森絵梨佳、石原さとみなど、女性が憧れるタレントたちのメイクを担当する人気ヘアメイクアップアーティスト。“ぬけ感メイク”を得意とし、『大人のヌケ感メイク(e-MOOK)』(宝島社)、『愛される女子になる大人かわいいヌケ感メイク』(双葉社)などメイク本も人気。