【スタバ新作】平成最後の“正月フラペ”は「ゴマ」 呪文みたいな名前のワケは?
2018-12-26 08:00 eltha
■ゴマゴマゴマ…どストレートで不思議なネーミング
読めば、思わず声に出してしまう商品名。「実は、商品開発と同じくらい名前を決めるのも大変でした」と、ビバレッジ商品開発チーム・東 治輝さんは話す。トッピングに黒、白、金と3種のゴマを使用していること、商品に“風味”“見た目”“食感”の3つにこだわったことが「ゴマ」を3回重ねた理由。
ゴマは日本でも親しみのある食材であり、日本らしさを感じてもらうためにも、ストレートに「ゴマ」と素材の名前を使用したという。それ以外にも「覚えやすいことと、口に出すと呪文のような楽しさを感じてもらえるように」と、開発者の遊び心も感じられる。
■スタバ初の「ゴマ」フレーバー ゴマとハチミツで華やかなお正月感を演出
真っ白な半紙のようなフラペチーノのボディに、真っ黒な黒ゴマソースを注ぎ込み、“書き初め”を表現した今回のフラペチーノ。透明カップから1杯ごとに異なるソースの描く模様が美しい。ひと口飲めば、黒ゴマの豊かな風味が広がる。
ホイップクリームの上には、3種のゴマで作られたオリジナルのサブレがトッピングされている。さらにゴマと相性の良いはちみつを加え、まろやかさをプラス。「このトッピングで、キラキラと輝くお正月感も演出しました」(東さん)と話すように、この2つがクリームの上でキラキラと輝き、新年を明るく照らし出すよう。
飲むとホッと癒されるラテ。エスプレッソがブレンドされており、ミルキーなフラペチーノとはまた違った表情を見せている。ゴマとコーヒーのの芳ばしさと香りを一口で楽しむことができる。
カスタマイズとして、エスプレッソ抜きも可能。苦みが抜け、フラペチーノに近い甘みのある味わいに。フラペチーノ、ラテともにオススメは「豆乳」への変更。芳ばしいゴマにコクが加わる。店頭のコンディメントバーにあるはちみつを追加でかければ、さらにまろやかな口当たりが楽しめる。
■日本の食文化の中にある素敵なものを感じてほしい
同商品は、日本の新しさや奥ゆかしさを発信するプロジェクト「STARBUCKS JAPAN WONDER PROJECT」のひとつで、5月末に発売された『加賀 棒ほうじ茶 フラペチーノ』に続く第2弾だ。書き初めだけでなく、お節や初詣など日本の良さに気づく機会の多い年初め。1杯のドリンクに「2019年も幸多き一年になりますように」と想いを込めて作られる。
「使われる食材に注目が集まることが多いですが、バリスタが1杯ずつ想いをしたためるように作られているので、そんなところも感じながら味わってほしい」と語る。書初めをするように、飲めば気持ちも引き締まる“お正月フラペ”は2019年1月15日までの販売。
『ゴマ ゴマ ゴマ フラペチーノ』はTallサイズのみ580円、『ゴマ ゴマ ゴマ ラテ』はShortサイズ440円からVentiサイズ560円までをラインナップする。(価格は税抜)