高山一実、初小説大ヒットに喜び 文学賞の期待に謙そん「おこがましいです」
2019-03-18 18:05 eltha
アイドル活動と並行しての執筆となったが「楽屋で書いていたのですが、進みが良くなかったので、外に出てカフェで書いたり、テレビ局の食堂の端っこで書かせていただいたりしていました」と回顧。報道陣から、文学賞を期待する声が上がると「もう、おこがましいです。日本語のプロフェッショナルの方がたくさんいるのを承知で発売したので、自分としては申し訳ないです。本当に本屋さんで、そうそうたる作家さんに囲まれて置いてあるだけでうれしいです」と両手を左右に振りながら謙そんした。
続編については「ゼロではない。3%くらい(笑)。主人公にスポット当てて書いたので、ほかのキャラクターについても書いていいかなと、可能性は低いですが、考えています」とにっこり。映像化が実現した際には、密かに考えている“構想”があるといい「主人公の東ちゃんが、本当にアイドルが好きで、どうにかしてなりたいと思っている女の子で、実際にも全国にそういった子いるんじゃないかなと。もし、虎視眈々とアイドルを狙っている子がいたら、オーディションで見つけて、キャスティングして、そのまま乃木坂のメンバーになったら面白いかな」と声を弾ませていた。
本作は、「絶対にアイドルになる」ために4箇条を課して高校生活を送る主人公・東ゆうの、夢のためにすべてをかけた10年間を描いた青春小説。雑誌『ダ・ヴィンチ』で2016年5月号から18年9月号の2年以上にわたり連載され、乃木坂46から初の小説家デビューとして話題となった。