「津波が来る!」子どもに危険を伝える防災学習ゲーム、“自分ならどうする?”疑似体験で災害を学ぶ
2021-12-07 16:20 eltha
『防災タイムアタック 津波が来る!』は、クイズを通じて地震や津波が起きたときの行動について、映像で学習できる子ども向けの教材。同梱されたDVDの映像で流れる三択クイズについて、グループごとに配られた解答カードを使って答えていく内容だ。「あなたならどうする?私ならこうする!」といった行動を選択することで、災害を「自分ごと」として学ぶことができる。
編集は、神戸学院大学現代社会学部社会防災学科教授の前林清和氏と、関西国際大学経営学部経営学科講師の田中綾子氏が携わった。
さらに同時発売された『考えよう、話し合おう!災害時系列ワークショップ dokoca』は、災害時の出来事が書かれたカードを時系列に沿って並べて、解決策シートに記入してグループで議論するもの。「地震の場合」「地震と津波が起きた場合」という2つの災害の発生を想定し、どう行動していくかを疑似体験できる内容だ。
こちらは監修を、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科特任教授の諏訪清二氏が務めた。
2商品の企画と販売を手がけたのは、「富士ヨット学生服」で知られる明石スクールユニフォームカンパニー。同社は「明石セーフティープロジェクト」と題し、子どもたちを守るための防災教育に注力。これまでに防災用ヘルメットや非常食などを販売してきた。
2商品の価格は税込5390円。Amazonにて販売中。