コロナ禍で極真空手やBリーグ専属ダンサーから美ボディ大会出場に転向した美女たち「胸やお尻の大きさが気にならなくなった」
2021-12-29 08:30 eltha
◆「今はただ健康でいたい」増量や減量のストレス乗り越え、内面コントロールできるように
極真空手の選手でもあるトレーナーの内藤玲奈さんは、コロナ禍の影響を大きく受けたと言う
「極真空手を高校生の頃から10年以上続けているのですが、コロナ禍で大会がなくなってしまって。パーソナルトレーナーの仕事をしているので、こんな時期だからこそしっかりと身体を作り上げて、経験値を高めようと思い出場を決めました」
極真空手とは異なる運動方法や食事に戸惑ったこともあったようだ。
「今までメンタルが安定していたけど、増量と減量をすることでどうしても身体に負担がかかってしまって。ふだん気にしないことでもイライラしたり…そういう経験はありました。でも、ストレスを溜めないように運動をしたり、これは減量のせいなんだと自分自身を説得したりしています(笑)」
ボディメイクを始めてから、周囲に身体の変化について言われることが増えた。
「『細くなったね』や『スタイルがよくなったね』といった見た目や、トレーニングについて聞かれることもあります。トレーニングに没頭していると鬼気迫る表情をしているみたいで、そういうときに『どこを目指してるの?』と言われたこともあります(笑)。あと、男女問わず声をかけてもらえる機会が増えました」
内面だけでなく、コンプレックスへの向き合い方にも変化があった。
「中学、高校の頃は、胸とお尻が大きいスタイルに憧れた時期もありました。でも、そういう時期を通りこして、今はただ健康でいたいですね。食べればどうしても体重は増えますし、絞れば減るのですが、健康で適度な体型を模索しています。今は見た目についてあまり考えていないです。コンテストに向けた身体作りは、増量や減量することもありますが、ふだんから食生活や運動面を気にかけるようになったので、良いことだと思っています。内面的にもコントロールできるようになり、メンタルも良い方向に作用し、これからもずっと続けていきます」
◆Bリーグの専属ダンスチームで活躍、ボディメイクを始めて内面にも変化が
『BBJ』に出場した大学生の新川珠莉さんは、母親が富山県経営するエステサロンのお客さんに大会出場を勧められて、半年前からトレーニングを始めた。
「パーソナルトレーナーをつけて、週1回トレーニングしています。そのほか、24時間営業のジムに時間があればできるだけ通うようにしています。コンテスト前は毎日通って、3ヵ月で2キロほどの減量をしました。そこまでつらいことはなかったです。でもパーソナルトレーニングでは、これまで持ち上げたことがない重量のプレスでトレーニングをしたり、ちょっと大変でした(笑)」
コンテスト出場を勧められたときは、水着姿でステージに立つことに抵抗はなかったと言う。
「もともとプロバスケットボール・Bリーグの富山グラウジーズの専属ダンスチームに所属していたので、人前で踊っていました。ステージに立つ恥ずかしさはないのですが、コンテストではすごく緊張しました。今回が2回目の出場で、1回目よりは落ち着いてステージに立てたと思います」
ボディメイクを始めて、周囲の反応や内面にも変化が表れた。
「Instagramの投稿を褒めてもらえることが増えて、うれしいです。女性からは『スタイルがよくなったね』と言われることもあります。身体を鍛えることだけでなくて、食事に気をつけるようになり、スタイルがよくなって、健康にもなれる。身体のラインが出るピッタリとした服が好きなのですが、そういう服を自信を持って堂々と着られるようになりました(笑)。いろいろな面で自信につながっています」
美しく鍛え上げたボディだが、「満足していない」と言う。
「筋肉がついた太ももがコンプレックスです。もっと細くしたいです。あと二の腕も気になっていて、もっと絞りたい。痩せたいところはたくさんあります(笑)。自慢はウエストです。もともと太りやすい体質なので、トレーニングをがんばってくびれを作りました。トレーニングは、ずっと続けていると気が緩んでだらけてしまうことがあるかもですが、コンテスト出場という目標があるから、気を引き締めてがんばれた気がします。でも、周りの人と比べると、私はまだまだ甘いと感じていて、もっとがんばらないといけないなと思っています。満足できるボディに到達できるのは、ずっと先ですね(笑)」