井桁弘恵、我慢に変わる選択できる”未来への希望”語る「ヘルスサポートが”心の安定”にもつながる」　

　俳優の井桁弘恵が、大学生が生理やPMSなどの心身の不調を隠れ我慢しない環境づくりに取り組む「Carellege Action」の発表会に出席。「大学生の時期は身体の変化も大きい。身近な場所に相談できる場があるのはすごくありがたいこと」と考えを述べた。

　同イベントは、心身の不調を無理に我慢することなく、誰もがいつでも心地よく生きられる社会を目指して「# OneMoreChoiceプロジェクト」に取り組んでいる株式会社ツムラが発信するもので、本年は大学生を対象に「Carellege Action」（名称：ケアレッジアクション　Carellege＝CollegeとCareを合わせた造語）に取り組むことを発表。心身の不調を我慢してしまう大学生が、我慢に変わる選択肢をとれる環境づくりをめざすという。

　井桁は、「本当に画期的で素敵な企画」と話し、「大学生の時期は身体の変化も大きく、私自身も福岡から上京して環境の変化などに戸惑いました。この時期に、大学という身近な場所に相談できる場があるのはすごくありがたいこと。私の大学時代にもあったら良かったのにと思いました(笑)」と自身の上京当時の生活を振り返った。

　「Carellege Action」の具体的な取り組みとして、心身の不調や身体の不安や悩みを無料で医師などの専門家に相談できる「ヘルスサポート」がある。この日は、婦人科医師が、20代女性からの寄せられた質問に回答する疑似「ヘルスサポート」体験が行われた。井桁はサポートを受けることが、”心の安定”にもつながると話す。

「いろんな角度から健康や身体についてこんなに丁寧に教えてくださる。もっともっとお話を聞きたくなりましたし、お話が弾んじゃいそうだなって思いました(笑)。ヘルスサポートを受けることで、生活する上での心の安定にもつながると思うので、『ちょっと相談してみたいな』という方は、ぜひアクションを起こしていただきたいです。（現在、芝浦工業大、上智大、東京経済大、東洋大の４大学が賛同しているが）この『Carellege Action』に参加する大学がもっと増えて、これが当たり前の世の中に。たくさんの方々が知って、『自分もやってみよう』とそれぞれアクションを起こして、よりよい社会になったらいいなと感じました」

（取材・文／水野幸則）

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2023-03-17