「試合の方がラク…」カーリング目黒&本橋、映画イベントのゲスト審査員にドキドキ
2010-04-07 16:20 eltha
カーリング女子日本代表選手の“マリリン”こと本橋麻里とチームキャプテンの目黒萌絵が7日、都内で行われたジョニー・デップ主演最新作『アリス・イン・ワンダーランド』のPRのための日本限定「ミス・アリス」を選出するコンテストでゲスト審査員を務めた。慣れない仕事を目黒は「オリンピックとは違う独特の緊張感」、本橋も「試合していた方がラク」と四苦八苦で乗り切った。
映画は、ルイス・キャロル原作の世界的に有名な小説『不思議の国のアリス』のその後の冒険を描いたオリジナルストーリー。この日は、原作から13年、19歳に成長した主人公アリスのように“美しさと強さ”を兼ね備えた女性を選出するべく日本全国から募集を募り、9562名を勝ち抜いた8名による最終選考会が行われた。
出場者は「自分の強さを3分間でアピールする」というお題のもと、それぞれダンスや歌、オリジナルの寸劇、トーク、絵、空手の型、映画館の場内アナウンスなどを披露。17年間続けているバレエで「日本のアリスを作ってみました」とロック調の曲に合わせて四季を創作ダンスで表現した、東京都出身の大学生・栗生二稲(くりゅう・にな=20)さんがグランプリに選ばれた。
栗生さんはグランプリの瞬間「頭真っ白で、何言ってるかわからない。生まれて初めて賞をもらったので」と号泣。審査員として参加した、2010ミス・ユニバース・ジャパンの板井麻衣子は「栗生さんの笑顔がきらきらと輝いて、みんなにハッピーを与えていた」と評価した。
本橋は「個性豊かな皆さんがいて、このコンテストが自分を見直すきっかけになったんだなと思いました。自分もカーリングを通じて、勝って嬉しかったり負けて悔しかったりという過程を経て成長してきたので、ちらちら頭に浮かばせながら見ていました」と出場者に自分を重ねていた様子。
目黒も「最初のダンスを踊っている時が本当に楽しそうだった。緊張の場を乗り越えて表現できることがすごいと思いました」と競技者とはまた違った“表現”に感銘を受け、「オリンピックとは違う独特の緊張感があった。でも、大きな舞台で戦うというところは共通点がある」と本橋と同じく自分を重ねていた。
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