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“恵方巻”の実施率が豆まきを3.9ポイント上回る 〜首都圏でも3人に1人が実施

2011-01-27 13:00 eltha

■調査結果

 博報堂生活総合研究所が27日、年間行事の実施率を計測する「生活定点」調査の結果を発表した。3大都市(首都圏、名古屋圏、阪神圏)における昨年の2月3日・節分行事に関して、恵方に向かって巻寿しを食べる【恵方巻を食べた】と回答した人が全体で47.6%、一方【豆まきをした】人は43.7%と、地方文化とされる恵方巻が3.9ポイント上回った。また首都圏でも36.5%と、約3人に1人が実施していたことが明らかになった。

 “鬼は外、福は内”と声を出しながら豆をまき、その豆を食べて無病息災を願う豆まきは、全国で行われる2月の風物詩の1つ。これに関西発祥とされる“恵方巻”が加わることになりそうだ。【恵方巻を食べた】と回答した人を地域別でみると、阪神圏では70.7%、名古屋圏でも51.9%と過半数超え。首都圏でも36.5%と西高東低の傾向にあるが、浸透度はかなり高い。

 大阪のある団体が元々江戸時代にあった節分の風習を海苔の普及のために復活させたという“恵方巻”。1980年代からは各種流通がこれに着目し商品化、さらに販促イベントなどの宣伝活動も加わり“恵方巻”は徐々に知名度を上げてきた。ここ数年では新しい文化として全国のコンビニやスーパー、または飲食店などでも“恵方巻”のメニューを見かける機会が増えている。今後はどの様な販促ツールを開拓し、さらなる定着化を図るのか? 食品業界にとってはチョコレートに続く2月の救世主となるかもしれない。

【調査概要】
調査機関:博報堂生活総合研究所「生活定点」調査について
調査時期:2010年5月11日〜5月31日
調査人数:4,094名(20歳〜69歳の男女、5歳刻みを1グループとし最小グループでも有効回答数が125名となるよう割付を実施)
調査地域:首都 40km圏、阪神 30km圏、名古屋 40km圏
調査方法:訪問留置法





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