仲里依紗が妊娠9ヶ月の“粋”な妊婦に初挑戦! 映画『ハラがコレなんで』
2011-04-27 17:00 eltha
石井監督は、昨年公開の商業映画デビュー作『川の底からこんにちは』が映画評・メディアで絶賛を受け、第53回ブルーリボン賞で監督賞を歴代最年少で受賞。オリジナル脚本で実力を発揮している将来性豊かな監督だ。『川の底から〜』に主演した満島ひかりと結婚したことも話題になった。
妊娠9ヶ月になったお腹の子の父親は不明、お金も底をつき、かなりの限界であるはずの主人公・原光子(仲)が、イマドキの若者には珍しいほどに義理人情に厚く、人助けに奮闘する“ヒーロー”物語。
貧しさを極め、行くあてがなくなった光子は、かつて住んでいた長屋に足を向ける。そこは開発から取り残された“昭和”のような場所。幼なじみでかつて光子に恋心を抱いていた陽一(中村蒼)とその叔父・次郎(石橋凌)、寝たきりのオバチャンで長屋の大家である清(稲川美代子)ら、昔から相変わらずの貧乏な住人たちが待っていたが、皆そろって元気がない。まずはシングルマザーの喫茶店のママ(斉藤慶子)に想いを伝えられない次郎をなんとかしようと、光子は一路福島へ。なぜか清、陽一、次郎にママとその息子、更には光子の両親(並樹史朗・竹内都子)も一緒になって大騒ぎに…。石井監督のオリジナリティあふれる世界観が繰り広げられる。
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