小雪がウエディングドレス姿を披露「とても気に入っています」
2011-06-09 06:00 eltha
同作は、推理小説家・東直己の“ススキノ探偵シリーズ”の2作目『バーにかかってきた電話』(ハヤカワ文庫)が原作。酒好きで美人に弱い主人公の探偵を大泉洋、探偵の相棒・高田を松田龍平が演じる。ある事件を調査中の探偵が入った高級クラブの“超美人”ママが、小雪演じる沙織。調査が進める探偵は、沙織という謎の女に振り回されていく。表向きは地元の有力企業グループの社長だった夫を亡くした悲劇の未亡人として振舞っているが、実はとんでもない悪女で、さっさと次の男に乗り換え、婚約し、結婚式まで控えていたのだ。
そこで、小雪扮する沙織のウエディングドレスが登場する。身長が高く、手足の長い小雪に合わせ、手袋も手型を取ったオーダーメイド。スタイリストの押田比呂美氏と小雪が相談しながらデザインも決めた。正面から見ると、露出の少ない清楚なデザインだが、背中は通常より深いカッティングで大胆に肌を露出し、表裏のある謎めいた女性を表現した。素材は日本の高級シルクを使用。その姿に、撮影に参加したエキストラたちもため息混じりに見とれていたという。
須藤泰司プロデューサーによると、「小雪さんはハードルが高いなぁとボヤキながら、『ま、聞くのはタダだから』とオファーしてみたところ、なんと『やりたい』と言ってくれた!」という。オファーを受けた時点で、自身の結婚話が決まっていたかどうかは不明だが、今回のウエディングドレスは本人も「とても気に入っています」。
“表の顔”と“裏の顔”を持つ沙織を「人ってギャップが魅力だと思うんです。沙織も外から見えているものと、内に秘めているものが違うキャラクター。見かけだけで考えると、いろんなイメージを持たれると思います。でも、一本気で真面目さみたいなものが根底にある。彼女の性格を私はそう理解して演じた」と小雪。ウエディングドレスのほかにも「『SEX and the CITY』に負けないくらい衣装もあります」と、沙織のファッションも見どころと話していた。
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