スタイリスト入江未悠さんに聞く 夏のおすすめファッション
2014-07-25 eltha
夏はどうしてもカジュアル系ファッションになりがちだけど、どんなに暑くてもお洒落を楽しみたいと思うのもオンナ心。スタイリストの入江未悠さんに夏のファッションポイントを教えていただきました。小物使いがとっても素敵な入江さんの愛用品から資格を取られた整理収納まで幅広くご紹介します。
──この夏おすすめのファッションポイントを教えてください。
【入江さん】デニムやTシャツなどカジュアルでベーシックなアイテムは夏には絶対に活躍しますよね。カジュアルアイテムは小物使いがカギだと思います。肌の出ている腕周りにアクセサリーをたくさん取り入れたり、リネン(麻)素材など涼しげな巻物もいいと思います。あとは、リネンだけど襟のついたシャツなどは、カジュアルだけどキチンとした雰囲気を出せます。最近だとシャツやカーディガンをうまく腰に巻くなど、シンプルに使うだけで簡単だけどお洒落に見えますよ。
普段からコンサバ系を好まれる人でしたら、今期はスポーティーなトレンドが来ているので、例えばシンプルな白いカットソーを着ていたところを、白のロゴTシャツなどにしてみると、いつものAラインスカートなどに合わせても今年らしく見えてきます。
──スカートの丈や靴はどんなものがいいですか。
【入江さん】スカートの丈を変えるだけでもだいぶ雰囲気が変わりますよ。どちらかというと丈の長いものの方がいいですね。今年はミディ丈(ミモレ丈)という長さが主流です。ふくらはぎ真ん中丈というか、ひざ丈から少し下あたりのものがトレンドですね。
足元は、高いヒールも素敵ですけど、今年はフラットシューズが主流になっていて、なかでもスニーカーブームですよね。普段スニーカーを履かない人やデニムにしか合わせない人もいらっしゃると思いますが、普段のスタイルやワンピースに、足元をスニーカーやフラットシューズ、ぺたんこサンダルなどを合わせると、グッと今年らしさが出ると思います。
──合わせる小物はドレッシーなものよりシンプルな方がいいのでしょうか。
【入江さん】ボリュームがあってもいいかもしれませんね。洋服がカジュアルになってきているので、アクセサリーはインパクトがあったほうがいいと思います。でも、つけ過ぎても良くないので、幅広いバングルを1点投入とか。全身ガラリと変わらなきゃ、と難しく考えないで、肩の力を抜いて普段のものに少しずつ今年らしさを取り入れるのがいいと思います。
──ちなみに秋はどう動きそうですか?
【入江さん】この秋冬もスカート丈は長めのものが多いですね。引き続きスポーティーなアイテムも人気で、スリッポンなど履きやすいスニーカーを、1個取り入れるだけでも楽しめますよ。
──季節感を上手に取り入れるポイントとは?
【入江さん】日本にはせっかく四季があるので、女性ならでは春夏秋冬のお洒落を取り入れたいと思っています。例えば、夏の蒸し暑い日ならデコルテの開いたものを取り入れるとか、袖が開いているものとか。素材もパンチングされていてちょっと透け感のあるものだったり、シルクのような肌触りのものだったり、女性の服って本当にデザインが豊富。自分だけじゃなくて周りからも涼しく見えるような着こなしを楽しんで欲しいですね。
それから、気温や湿度など毎日の天気を気にしたものもいいですね。雨の日はテンションが下がりがちですが、逆の発想をして楽しんでいます。そういうときには、モノトーンよりも発色のいい綺麗な色の服を着てみる、とか。それだけでも「よし頑張ろう!」と思えます。レインシューズですが、昔は長靴タイプが主流だったのですが、今はパンプスタイプも多くなっていますから、そういうところでトレンドを取り入れてみてください。見ていて楽しくなるようなものを取り入れるといいですね。
入江未悠
スタイリスト。上品で真似しやすいスタイリングに定評があり『CanCam』(小学館)や『AneCan』などで活躍中。自らデザインを手掛けるアクセサリーブランド「Myu by phoebe」も展開している。整理収納アドバイザーの資格を取得し、収納法などスタイリストならではの目線で提案している。
「スタイリスト入江未悠 TOKYO LADY STYLE “
大人かわいい”おしゃれで幸せになる!」(小学館)
著:入江未悠
税抜1200円/A5判/102頁
スタイリスト・入江未悠さんの「自分も周りも心地よくいられる女性らしいおしゃれ」が満載の初スタイルブック。
【入江さん】デニムやTシャツなどカジュアルでベーシックなアイテムは夏には絶対に活躍しますよね。カジュアルアイテムは小物使いがカギだと思います。肌の出ている腕周りにアクセサリーをたくさん取り入れたり、リネン(麻)素材など涼しげな巻物もいいと思います。あとは、リネンだけど襟のついたシャツなどは、カジュアルだけどキチンとした雰囲気を出せます。最近だとシャツやカーディガンをうまく腰に巻くなど、シンプルに使うだけで簡単だけどお洒落に見えますよ。
普段からコンサバ系を好まれる人でしたら、今期はスポーティーなトレンドが来ているので、例えばシンプルな白いカットソーを着ていたところを、白のロゴTシャツなどにしてみると、いつものAラインスカートなどに合わせても今年らしく見えてきます。
──スカートの丈や靴はどんなものがいいですか。
【入江さん】スカートの丈を変えるだけでもだいぶ雰囲気が変わりますよ。どちらかというと丈の長いものの方がいいですね。今年はミディ丈(ミモレ丈)という長さが主流です。ふくらはぎ真ん中丈というか、ひざ丈から少し下あたりのものがトレンドですね。
足元は、高いヒールも素敵ですけど、今年はフラットシューズが主流になっていて、なかでもスニーカーブームですよね。普段スニーカーを履かない人やデニムにしか合わせない人もいらっしゃると思いますが、普段のスタイルやワンピースに、足元をスニーカーやフラットシューズ、ぺたんこサンダルなどを合わせると、グッと今年らしさが出ると思います。
──合わせる小物はドレッシーなものよりシンプルな方がいいのでしょうか。
【入江さん】ボリュームがあってもいいかもしれませんね。洋服がカジュアルになってきているので、アクセサリーはインパクトがあったほうがいいと思います。でも、つけ過ぎても良くないので、幅広いバングルを1点投入とか。全身ガラリと変わらなきゃ、と難しく考えないで、肩の力を抜いて普段のものに少しずつ今年らしさを取り入れるのがいいと思います。
──ちなみに秋はどう動きそうですか?
【入江さん】この秋冬もスカート丈は長めのものが多いですね。引き続きスポーティーなアイテムも人気で、スリッポンなど履きやすいスニーカーを、1個取り入れるだけでも楽しめますよ。
【入江さん】日本にはせっかく四季があるので、女性ならでは春夏秋冬のお洒落を取り入れたいと思っています。例えば、夏の蒸し暑い日ならデコルテの開いたものを取り入れるとか、袖が開いているものとか。素材もパンチングされていてちょっと透け感のあるものだったり、シルクのような肌触りのものだったり、女性の服って本当にデザインが豊富。自分だけじゃなくて周りからも涼しく見えるような着こなしを楽しんで欲しいですね。
それから、気温や湿度など毎日の天気を気にしたものもいいですね。雨の日はテンションが下がりがちですが、逆の発想をして楽しんでいます。そういうときには、モノトーンよりも発色のいい綺麗な色の服を着てみる、とか。それだけでも「よし頑張ろう!」と思えます。レインシューズですが、昔は長靴タイプが主流だったのですが、今はパンプスタイプも多くなっていますから、そういうところでトレンドを取り入れてみてください。見ていて楽しくなるようなものを取り入れるといいですね。
スタイリスト。上品で真似しやすいスタイリングに定評があり『CanCam』(小学館)や『AneCan』などで活躍中。自らデザインを手掛けるアクセサリーブランド「Myu by phoebe」も展開している。整理収納アドバイザーの資格を取得し、収納法などスタイリストならではの目線で提案している。
大人かわいい”おしゃれで幸せになる!」(小学館)
著:入江未悠
税抜1200円/A5判/102頁
スタイリスト・入江未悠さんの「自分も周りも心地よくいられる女性らしいおしゃれ」が満載の初スタイルブック。