スタイリスト入江未悠さんに聞く 夏のおすすめファッション
2014-07-25 eltha
【入江さん】スタイリストの本と聞くと、モード色が強かったりすごくお洒落な本、というものが多いと思うのですが、今回は普通の女の子でも無理をしないで等身大で、肩の力を抜いて楽しんでもらえたらいいな、と思って作りました。大人に似合う上品で可愛い世界観のスタイリング本をいつか1冊にして提案できたらいいな、とずっと思っていたので、今回は本当に夢が叶った、という感じでした。
──こだわった部分やオススメの部分は?
【入江さん】読み手の気持ちに近づくように、考えながら作りました。働いている女性は、ファッションを楽しみたくても、会社内や通勤などに縛りやルールがあって自由にできない事が多いですよね。そんな毎日の通勤などにリアルに参考にして楽しんでもらえるオシャレを提案できたと思うのでそこを見てもらいたいですね。
──本の中で、小物をよく取り入れてらっしゃいましたが、何かこだわりがあるのでしょうか。
【入江さん】そうですね。小物使いに関しては結構こだわりがあるので、コーディネートを組む時は時間をかけていると思います。例えば、流行を取り入れるときにも、洋服全部を買い換えるのは大変だけど、手持ちのワードローブに何かひとつ小物を取り入れるだけで今どきの雰囲気になるようなものを提案したいと考えています。
【入江さん】職業柄もあるのですがとても物が多くて、疲れて自宅に帰ってきた時に散らかっている事に悩んでいたら、たまたま主人がこんな資格があるよ、と教えてくれて。それで学んでみたらすごく自分に合っていて楽しくてハマってしまいました。
大げさではなく、これを学んで自分で実践してみたら人生が変わったと思います。それまでとは気持ちが変わったというか。整頓された部屋で暮らす事により、前向きになれますし、その資格をとったことによって人生が明るくなった気がします。
──確かに帰ってきたときに部屋が綺麗だと気持ちがいいですよね。
【入江さん】そうなんですよ。すごく難しいものだと思っていたのですが、学んでみたらすごく気軽にできるもので、楽しんでやっています。外に出れば、素敵なもの、可愛いものの誘惑がありますが、居住空間は限られていますよね。身の回りを整えることってすごく楽しいことだし、大切なことだという事を伝えていけたら、と思います。
──整理収納とファッションに共通したものはありますか?
【入江さん】自分が必要で長く愛用できるものを買い足していくところでしょうか。自分が大好きなものに囲まれて生活していくことを幸せと感じていたいですね。