妻の理恵子さんは、3歳の長男と6ヵ月になる次男を育てながら、10店舗の飲食店の統括マネージャーを務める。過去には「帰国のスケジュールをなかなか知らせてくれない。教えてくれたとしても、他の選手と少しずれている」「財布をどこかに忘れてしまったのに、気にせず踊ってた」などイシレリ選手のびっくりエピソードが明かされ話題になったが、スーパーダディアワードの受賞に際して「とっても嬉しかったです。家族で一緒に喜びました。すごくいいパパなので」とイシレリ選手への思いを明かしてくれた。
ラグビー中島イシレリが「スーパーダディアワード2019」受賞、活動支えた妻が明かした”パパへのメッセージ”
2019-12-24 eltha
妻・理恵子さん明かす「離れていても、パパは一番の存在」
――「スーパーダディアワード2019」受賞と聞いて、どのような印象を持ちましたか？
「主人から話を聞いて、とても喜んでいました。嬉しかったです。妻の私が言うのもあれですけど、すごくいいパパなので。一緒に喜びました。」
――「すごくいいパパ」の部分をもう少し深堀りして聞いてもいいですか？
「そうですね、まず子どもの身の回りのお世話は、自宅に帰ってきたときには0～100まで全部自分で“やりたい”と言ってやってくれます。子どもと遊ぶときは全力で、上の子は3歳ですが、もう一人3歳児がいるよう（笑）。叱るときももちろんあるんですけど、ネガティブにならないようにハグをして、『あなたのことが大好きだから、こういうこと言うんだよ』とフォローしている。そして『いつも君たちのことを愛しているよ』と、口に出して伝えてくれるところですかね」
――イシレリ選手は神戸に単身赴任されていて、代表入りしてからはキャンプ等で1年間ほぼご自宅にいらっしゃらなかったと聞きました。旦那さんがいらっしゃらないという状況をどのように感じていましたか？
「もちろん一人で子育てをする大変さもありました。寂しくないと言ったら嘘になります。でも一緒にいられないことよりも、もっと大きいことを成し遂げようとしている主人がいる。私たちが寂しいとか、会いたいとか、そういうことは言うべきじゃないと思いましたし、お互いにそれぞれの場所で今できることを精一杯頑張って、『あのときは良かったね』って将来言えることができればそれでいいと私は思っていました」
――お父さんがいない期間、お子さんたちには“パパ”の存在をどのように意識づけていたんですか？
「第一子が生まれる前にもう神戸に行ってしまっていたので…息子にとってはグラウンドでラグビーをしているか、テレビで見るかのどちらかだったんですね。主人のことを家族の間では“ちゃあちゃん”って呼ぶんですけど、息子に『ちゃあちゃんいつ帰ってくる？』と聞かれて。会いたいのかなぁ…とも思うんですが、『ラグビーを一生懸命やってるからね』と試合の映像を見せると「ほんとだ、ここにいるね」と納得する（笑）。保育園でも先生やお友達に『パパはラグビーをやってるんだよね』って話し掛けられるみたいで、それが嬉しいみたいです。みんなが『かっこいい』って言ってくれると誇らしげに話してくれます」
――それでは、逆にパパとして直してほしいなと思うところは？
「嘘をつくのはやめてほしいですね。自分がケンタッキーを食べたくて買ってきたのに、『息子が食べたいっていった』と人のせいにして買ってきたりとか（笑）。最近息子は話もできるから、『これ、食べたいって言ったの？』というと『ううん。ちゃあちゃんが買った』と答えて、すぐにバレてしまうんですよね（笑）。でも、そういうエピソードもおもしろいので、笑って終わっている感じなんですけどね」
――あらためてイシレリ選手は奥さまにとってどんな存在ですか？ ご主人へのメッセージもあわせてお聞かせください。
「離れていたり、一緒にいる時間が短かったりとかは関係なく、子どもにとっては主人が一番の存在。世界で一番好きな人はパパなんだなって思っています。本当に子どもへの愛情の注ぎ方もそうだし、子育てへの協力にも感謝しています。子どもも私も主人が今やっていることを誇りに思ってるし応援しているので、寂しさに負けずに頑張ってくださいと伝えたいですね」
「主人から話を聞いて、とても喜んでいました。嬉しかったです。妻の私が言うのもあれですけど、すごくいいパパなので。一緒に喜びました。」
――「すごくいいパパ」の部分をもう少し深堀りして聞いてもいいですか？
「そうですね、まず子どもの身の回りのお世話は、自宅に帰ってきたときには0～100まで全部自分で“やりたい”と言ってやってくれます。子どもと遊ぶときは全力で、上の子は3歳ですが、もう一人3歳児がいるよう（笑）。叱るときももちろんあるんですけど、ネガティブにならないようにハグをして、『あなたのことが大好きだから、こういうこと言うんだよ』とフォローしている。そして『いつも君たちのことを愛しているよ』と、口に出して伝えてくれるところですかね」
――イシレリ選手は神戸に単身赴任されていて、代表入りしてからはキャンプ等で1年間ほぼご自宅にいらっしゃらなかったと聞きました。旦那さんがいらっしゃらないという状況をどのように感じていましたか？
「もちろん一人で子育てをする大変さもありました。寂しくないと言ったら嘘になります。でも一緒にいられないことよりも、もっと大きいことを成し遂げようとしている主人がいる。私たちが寂しいとか、会いたいとか、そういうことは言うべきじゃないと思いましたし、お互いにそれぞれの場所で今できることを精一杯頑張って、『あのときは良かったね』って将来言えることができればそれでいいと私は思っていました」
――お父さんがいない期間、お子さんたちには“パパ”の存在をどのように意識づけていたんですか？
「第一子が生まれる前にもう神戸に行ってしまっていたので…息子にとってはグラウンドでラグビーをしているか、テレビで見るかのどちらかだったんですね。主人のことを家族の間では“ちゃあちゃん”って呼ぶんですけど、息子に『ちゃあちゃんいつ帰ってくる？』と聞かれて。会いたいのかなぁ…とも思うんですが、『ラグビーを一生懸命やってるからね』と試合の映像を見せると「ほんとだ、ここにいるね」と納得する（笑）。保育園でも先生やお友達に『パパはラグビーをやってるんだよね』って話し掛けられるみたいで、それが嬉しいみたいです。みんなが『かっこいい』って言ってくれると誇らしげに話してくれます」
――それでは、逆にパパとして直してほしいなと思うところは？
「嘘をつくのはやめてほしいですね。自分がケンタッキーを食べたくて買ってきたのに、『息子が食べたいっていった』と人のせいにして買ってきたりとか（笑）。最近息子は話もできるから、『これ、食べたいって言ったの？』というと『ううん。ちゃあちゃんが買った』と答えて、すぐにバレてしまうんですよね（笑）。でも、そういうエピソードもおもしろいので、笑って終わっている感じなんですけどね」
――あらためてイシレリ選手は奥さまにとってどんな存在ですか？ ご主人へのメッセージもあわせてお聞かせください。
「離れていたり、一緒にいる時間が短かったりとかは関係なく、子どもにとっては主人が一番の存在。世界で一番好きな人はパパなんだなって思っています。本当に子どもへの愛情の注ぎ方もそうだし、子育てへの協力にも感謝しています。子どもも私も主人が今やっていることを誇りに思ってるし応援しているので、寂しさに負けずに頑張ってくださいと伝えたいですね」
スーパーダディアワードとは？
NPO法人スーパーダディ協会（以降SDA）＜代表理事・?橋一晃／活動本部・東京渋谷＞は、お父さんの積極的な子育て参加を目指し、前向きに子育てができるようなワークショップやイベントを数多く提案しているお父さんによるお父さんのためのNPO法人。お父さんの意識改革こそがこれからの日本を救うということをひとつのテーマにして、実践的な活動を行う。
その年の最もスーパーダディ的人物を選出するのがスーパーダディアワード。SDAは2017年プロサッカー選手の大久保嘉人、2018年書道家の武田双雲に続き、2019年はラグビーW杯日本代表選手の中島イシレリを表彰。
http://www.superdaddyjapan.com/
その年の最もスーパーダディ的人物を選出するのがスーパーダディアワード。SDAは2017年プロサッカー選手の大久保嘉人、2018年書道家の武田双雲に続き、2019年はラグビーW杯日本代表選手の中島イシレリを表彰。
http://www.superdaddyjapan.com/
「スーパーダディアワード2019」選出理由
「中島イシレリ選手は、2012年に千葉の居酒屋で出会った理恵子さんと結婚。現在３才の男の子と０才の男の子の2児の父です。妻の理恵子さんは10店舗の飲食店の統括マネージャーを務めています。言わば夫婦共働きのイシレリ夫婦。「夫婦共働きはリスペクトと思いやりが秘訣です」と話されています。また、イシレリ選手は子どもといるとき、必ず一緒にお風呂に入り1時間くらい遊んでしまうとのこと。子育てのモットーは『enjoy positive love』。このイシレリ選手の奥様に対する姿勢と子育てのモットーがスーパーダディアワードにふさわしいとSDAメンバーが厳選審査の上、選出しました」
