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押し入れ、虫取り網、こたつ… 古民家に住む3姉弟の“エモ写真”に反響「子どもだから出来ること」

 押し入れの中の布団に寝っ転がったり、虫取り網でお兄ちゃんを捕まえたり、こたつの上に乗ったり、机の下に隠れたり…。『子どもだから出来ること』として、10才、7才、3才の3姉弟の日常写真をお父さんが公開すると、「懐かしい」「全部やってた」「哀しくて愛おしい」などの声が寄せられ、20万いいねを超えた。築100年の古民家に住んでおり、どんな瞬間も情緒あふれる風情にも反響があったが、古民家でのびのびと育つ子どもたちの日常をお父さんに聞いた。

世代を超えて懐かしさを感じるのは「いつの時代も共通している“子どもだから出来ること”があるから」

――それぞれどのような思いで撮影されましたか。

普段から、子どもたちの写真を撮っています。沢山ある中から、「子どもだから出来ること」をテーマに4枚を選びました。いつも写真を撮っているので、この4枚が特別というわけではなく、私にとっては、いつもの行動の中で撮れた写真です。子どもたちはじっとしている事があまりないので、その瞬間を逃さないように、考えるよりも先にシャッターを押しています。

――2投稿で、20万近くのいいね!がついていました。

風景写真やポートレートではなく、子どもの日常写真に多くの反応をいただける事は驚きです。また、皆さんが写真を通して自分の子どもの頃を思い起こされているコメントが非常に多い事が印象に残っています。そして、私の写真を通して、そう思っていただけている事が、とてもうれしいです。その他にも、あたたかいお言葉を沢山いただいて、見てくださった方たちには感謝の気持ちでいっぱいです。
――「子どもだから出来ること」とは、何だと思われますか。

常識に囚われない、自由な発想から生まれる行動が子どもだから出来ることだと思います。
その子どもたちを見た時に、大人になった自分が忘れてしまっていた過去の記憶が蘇るのは、いつの時代の子どもにも共通している「子どもだから出来ること」があるという事だと思います。それは、とても素敵な事だと思います。

――時に、子どもは奇想天外だったり、危険が伴うこともすることがありますが、行動の制限の線引きはどのように考えられていますか。

子どもたちの行動を見ていて、危険だと思った時は、カメラを向ける前に子どもを止めています。怪我をしてしまったり、周りの人に怪我をさせてしまう事は、事前に止めなくてはいけないと考えています。小さな子どもを持つ親御さんは、みなさんそう思っているかもしれません。

「年を重ねるごとに自分の家が好きになる」ゆっくりと流れる古民家の時間

――古民家への称賛コメントも多く寄せられていましたが、古民家に住まれている理由を教えてください。

私の家は100年ほど前、小さな造り酒屋を営んでいました。その時に建てられた家が、代々代々引き継がれて現在に至ります。今は造り酒屋はやっていません。私は普通のサラリーマンです。実は10年ほど前、この家を壊して新しい家を建てようかと考えていた事があります。その時に相談に行った設計士さんに、この家は絶対に残さなくてはいけないと強く言われ、部分的なリフォームにし、家を残す事にしました。その設計士さんに出会っていなかったら、この家は無くなっていたかもしれません。

――古民家に住んでいて良かったこと、大変なことを教えてください。

良かった事は、自分が若い頃は古くて嫌いでしたが、年を重ねるごとに自分の家が好きになって来ました。古民家は住んでいて、とても落ち着きます。時間がゆっくり流れているように感じます。大変な事は、冬寒いことと、色々な所に修繕が必要で、それにはお金が必要なことです。

読書や工作が大好きな3姉弟、奇想天外な発言に笑顔あふれる毎日

――3姉弟それぞれの性格を教えてください。

長女は、とても堅実で、真面目で、几帳面です。決められた事をきちっとこなせるタイプですが、臨機応変には動けません。次女は、自由人です。水溜りがあると絶対に入ります。行動力があり、頭で考えるよりも先に体が動くタイプです。一度集中すると、声を掛けても全然返事をしてくれません。末っ子長男は、今はまだ小さいという事があるかも知れませんが、人見知りを全然しません。初めて会うどんな年齢の人でもすぐに話しかけます。2人のお姉ちゃんをよく観察していて、真似をしています。

――普段お子さん達は何をして遊んでいますか。

私の家では、ジブリやディズニーの映画は観るのですが、テレビ番組はほとんど観ません。なので、子どもたちは本を読んでいる時間が多いです。図書館には、頻繁に行っていて毎回たくさんの本を借りて来ます。また、3人で工作もよくやっています。材料は新聞や段ボールや折り紙等を使って、自分たちで考え、工夫して色々な物を作って遊んでいます。また、天気の良いお休みの日は、外を駆け回っています。
――お子さん達がはまっていることなどあれば教えてください。

子どもたちの好きな物は、どんどん変わって行きます。消しゴムハンコだったり、アクアビーズだったり、プラ板だったり、折り紙だったり、お絵描きだったり、大縄跳びだったり、小学校で人気がある物が多いと思います。

――お子さんとの印象に残っているエピソードや言葉があれば教えてください。

子どもたちの発言は、家族をよく笑わせてくれます。靴下に穴が開いているのを見つけて、靴を履けば隠れるからいいやと言ったり。おばあちゃんが、白髪染をしているのを見て人間なのに髪が白くなるの?と言ったり。ラジオのニュースで10億円寄付した人の話題が出ると、この人泥棒したからお金があるの?と言ったり。子どもたちの発言は、毎日聞いていて飽きません。

――子育てをされる上で、驚いたこと、感動したことがあれば教えてください。

もう亡くなってしまったのですが、次女はおじいちゃんが大好きでした。赤ちゃんの頃、泣いてもおじいちゃんが抱っこすると泣き止みました。お昼寝もおじいちゃんが抱っこして、毎日寝かし付けをしてくれました。おじいちゃんが亡くなった後、次女は、おじいちゃんはお月さまにいて私たちを見守ってくれていると言いました。そして、お月さまを見ると「おじいちゃーん」といつも呼んでいました。ある日、長女が小学校の授業で詩を書きました。詩の内容が、お月さまにいるおじいちゃんへの次女の気持ちを書きました。その詩が、『日本子ども文詩集』という、全国から選ばれた詩や作文が掲載される文集に載った事が、とても感動しました。次女は、願い事がひとつ叶うなら、おじいちゃんにもう一度会いたいと言います。おじいちゃんはきっと、お月さまで泣いてますね。

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  • 「子どもだから出来ること」撮影:父

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