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「娘が不倫相手を“ママ”と呼ぶ…」許せない夫の裏切り行為に「即離婚」、妻の英断とは

2021-07-12 eltha

『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』という衝撃的なタイトルの同名漫画が今、ネットを中心に大きな話題となっている。漫画化の元となったのは、タイトルどおりの実体験を綴ったリナさんのSNSへの投稿だった。リナさんに、投稿に至ったきっかけから、離婚を決意するまでの思い、前を向く勇気をもてた理由などを聞いた。

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「絶対なんてない…」、信頼しきっていた夫の裏切り行為

━━物語は、夫のタブレットの中にあった自分の娘を抱いている知らない女の写真と、「ママって読んでくれて嬉しかった。早く本当の家族になりたいな」というコメントを発見したところから始まります。見つけたときはどんな気持ちでしたか?

リナさん夫とは中学生のころに付き合い始めて、お互いにほかの異性によそ見することなく、ずっとそのままでゴールインしたんです。だから、浮気は絶対ないと思っていたので、本当に信じられなかったし、受け入れられませんでした。それまで夫婦関係もなんの問題もなくうまくいっていたので…。離婚を決めてからも、最後まで「そんなわけない!何か違うんじゃないか」って思っていました。

━━漫画では、すぐに気持ちを切り替えて、離婚のために、証拠集めを始めます。実際もそうだったのですか?

リナさんいいえ、実際はもっとずるずると傷ついていて、気持ちが切り替わるまでにとても時間がかかりました。食欲もないし、常に動悸がするというか、息切れがするというか、しんどかったですね。

━━信頼の度合いが大きかったからこそ、傷も深かったんですね。

リナさんはい。信頼していたからこそ、裏切りが許せなかったです。浮気なんて絶対ないと思っていたけど、見えていない部分があったんですね。人は変わるし、人には自分には見えていない部分がある。人生何が起こるかわからない。「絶対」なんてないですね。

━━再構築は考えなかったのですか?

リナさんタブレットを見た瞬間、信じられないし、信じたくはなかったけど、1回の浮気でも許せなかったので、もうダメだなと。再構築は頭にありませんでした。

「子どもがいるからこそ、離婚を決断できた」幸せの基準とは

━━子どものためを想って「離婚しない」選択をする人もいるようです。リナさんはいかがでしたか?

リナさんむしろ子どもがいたから、離婚に向けて前向きに頑張ることができたと思っています。私は両親が揃っていれば幸せだとは思っていなくて、一人親家庭でも幸せなんだったらいいと思うんです。両親がそろっていても喧嘩ばっかりする家庭か、一人親でも幸せな家庭か…。子どもに喧嘩をみせる夫婦より、私は後者を選びます。

━━離婚のために、証拠集めを始めたときの気持ちは?

リナさん子どものために、とにかく何か行動しないと何も変わらないと思って、まずは証拠を集めようと思いました。何事も証拠がないと武器にならないので。

━━証拠を集めるために探偵を雇う人もいますが、リナさんは自分で動かれましたね。

リナさん探偵はお金がかかりますからね。自分で集められるんだったら、お金はかからないし、かかるとしてもGPS代くらい。だったら、自分で集めて、いろいろやろうと思ったんです。まずは、どんな証拠が有利になるのか、どんな証拠が役に立たないのか、かなり調べまくりました。

「吐き出す場所がなかった…」SNSで得た共感と励まし

━━つらい実体験をSNSへ投稿しようと思ったきっかけを教えてください。

リナさん離婚が成立した後、サレ妻さんたちのインスタグラムを見るようになって、こういうふうに顔も出さずに投稿できるんだったら、私も愚痴程度に書いてみようかなって思ったのがきっかけです。人に自慢できる話ではないけれど、とにかく全部、吐き出したいっていう気持ちがすごくありましたね。

━━浮気を発見してから離婚するまで、吐き出す場所がなかったのですか?

リナさんなかったですね。友達に相談はしていましたが、話しにくい内容ですし、全部を語っていたわけではなかったので、すべてを知っている人はいない状態でした。

━━投稿を始めて、一気にフォロワーが増えました。共感してくれる人がいる一方で、嫌なことを言う人もいたのではないですか?

リナさんいましたね。最初にアンチを受けたときは、食欲が失せるくらい傷ついていたんですけど、だんだん慣れるというか…どうでもよくなってきて(笑)。それにアンチは1割以下くらいで、ほとんどが「面白く読んでます」とか「頑張ってください」っていう内容でした。応援してくださる読者の方々がいたおかげで、続けることができたと思います。

━━最後に、今パートナーの不倫に悩む方に声をかけるとしたら?

リナさんそうですね…難しいですけど、前を向いて進もうと決めたら、必ず終わりが訪れます。今はきっと“終わりがあるつらさ”だと思います。だから負けないで、と伝えたいですね。

『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』(外部サイト)
(原作)リナ/(漫画)釈氏とおる
2021年5月24日発売

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