「子どもはお母さんが笑う姿を見るのが一番幸せ」モラハラ夫からの支配、職場の仲間に支えられた脱出劇
2022-03-15 eltha
第三者に相談しにくい“家庭内モラハラ”、同僚の助けで乗り越えることができた
もちママさん職場の上司がシングルマザーで、離婚の経緯を話してくださるなど親しい関係でした。彼女の家庭も色々な事情を抱えていたことを知っていたし、当時の私は慣れない子育てに奮闘していてお互いに悩みを共有できていたので、打ち明けやすい環境だったと思います。もしかしたら、相手がそういう環境でなければ、相談はできなかったかもしれません。
――被害を打ち明ける際、「引かれたらどうしよう」など不安を感じたことは?
もちママさん1人で抱え込むのに限界がきていたので、そんな感情はなく、「話して楽になりたい」という気持ちの方が大きかったです。また、上司は信用できる人だったので、悩みを打ち明けても「この人なら大丈夫」という自信がありました。真剣に悩みを聞いてくれると信じていました。
――つらい環境を心配して「大丈夫?」と声をかけてくれた同僚もいましたね。職場の方々からの言葉で、印象的だったセリフは?
もちママさん離婚することや仕事を継続できないことを上司に伝えた時、「子どもはお母さんが笑っている姿を見るのが一番幸せだと思う」と言われたことが、胸にグッときました。自分の選択はきっと間違っていないと、背中を押してもらえたような気がしたんです。そのほかにも、「大丈夫!頼りなさい!」と言ってもらえたことで、一人で抱え込まなくていいんだと安心できました。
「ひとりで悩まず、いろんな人に助けを求めて」自分が幸せになるための選択を
もちママさん結婚のため知り合いのいない土地での勤務でしたが、同僚はみんな仲がよく、プライベートな時間も一緒に過ごしていました。それでいつの間にか心の距離が縮まって、信頼関係が築けていたんだと思います。仕事は楽しく充実していて、頑張れば頑張るほど評価を得ることができたので、私自身を認めてもらえていたのかなと思います。日ごろ仕事を頑張っていたという積み重ねがあったからこそ、職場の方々といい関係が成り立っていたのではないかと思います。自分で言うのもなんですが(笑)。
――モラハラ被害は家庭内だけでは解決しにくいと思いますが、他人に相談しにくいと感じる人も多いようです。勇気を出して一歩踏み出したいと考えている人に向けて、どんなアドバイスを送りますか。
もちママさん勇気はなかなか出ないと思います。どんなに酷いことをされたり言われたりしても、「きっと以前のような優しい人に戻ってくれる」と期待を抱く人もいるかもしれません。だけど、本当に優しい人は酷いことも言わないし、傷つくようなことをしません。そんな人と一緒にいて、“自分が”幸せになれるかどうかを考えてみてほしいです。その結果がいいものじゃなければ、まさに今が一歩踏み出すタイミングでしょう。
――金銭的な事情に悩む人も多いと思います。
もちママさんはい。私の場合、借金はとてもはずかしいことだと思ったので、上司にしか相談できませんでした。金銭的な悩みを持つ人も多いと思いますが、だからこそひとりで悩まず、いろんな人に助けを求めてほしいです。いろんな知恵や支援、制度を教えてくれます。また、リアルな人間に頼るのが怖ければ、SNSを使ってください。当時の私は思い付きませんでしたが、同じ悩みを持っている人がたくさんいて励まし合うことができるし、自分だけではないと気づくことで気持ちが救われると思います。応援してくれるので力をもらえますし、情報は弱者を助けてくれると思います。たくさん悩んでいろんな人の力を借りて、モラハラ地獄から脱出して自分の幸せをつかんでください。
ブログ『もちママの人生はトライアル&エラー!』
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