総フォロワー数50万、日本中のホテル巡りをするカップルが教える“絶景宿”「安すぎる…」

　コロナ禍で遠方へのお出かけが難しくなり、近場での“ホテルステイ”がブームとなった。それに伴い、旅行をする上でホテル選びがより重要視されるように。そんな中、「旅する2人」としてSNSを開設し、総フォロワー数50万を突破したゆうきさん(24)ときょうかさん(23)は、その名の通り、旅するカップル。これまで全国200ヵ所以上宿泊してきた中で厳選したホテル情報を発信している。夏休みに入り、親子旅需要も高まる中、「旅する2人」におすすめホテルを聞いた。

――SNS等で数多くのホテルをご紹介されていますが、年間何日間ほど旅をされているのでしょうか。

普段からホテル暮らしをしているわけではありませんが、過去に軽バンで全国のホテルを巡りながら日本一周をしていました！日本一周終了後も色々なホテルを巡っているので、このままのペースで宿泊すると、年間100泊前後になると思います。

――ゆうきさんときょうかさんは、いつからお付き合いされているのでしょうか。

現在24歳なのですが19歳の頃から付き合っており、今年で5年目になります。旅する2人の活動前から付き合っていました。

※価格はツイート時（変動あり）

――旅に関する情報発信を始めたきっかけは何だったのでしょうか。

もともと、ゆうき（男性）が海外旅行好きで、旅行のYouTubeを始めようと思っていたところで新型コロナウイルスが流行しました。その影響で海外旅行に行けなくなってしまったため、国内のホテルを紹介するTwitterを始めたのがきっかけです。

――お2人は、普段どのようなお仕事をされているのでしょうか。

普段はSNSの活動と、SNSマーケティング・SNS運用代行の会社”株式会社TRAVE”の代表取締役として活動しています。

――常にともに旅する中で、喧嘩になったり、旅がストレスになったりすることはありませんか。

もちろん喧嘩になることもあります。仕事も旅行もプライベートも一緒ですからね。プライベートでの喧嘩というより業務での喧嘩が多いです。同じ仕事をしているとお互いの意見がぶつかります…（笑）。旅にストレスはないのですが、旅行をしながら仕事をしていると圧倒的に時間が足りないため、常に仕事に追われています。その仕事も好きな旅行に関してなので、ほぼ無限に働き続けられますが…（笑）。

――ホテル選びは、どのようなツールを使われていますか。

基本的にはSNSです。新規開業やキャペーンなどの情報に流動性のある事はウェブで調べるのですが、最近ではSNSで調べることが増えました。

――どのようなポイントで選ばれていますか。

そのホテルに明確なコンセプトがあり、普遍的ではないところに惹かれます。例えば大手ビジネスホテルでも、SNSの反響が大きそうな無料サービスを提供している宿とかもあるのですが、そういった宿は明確なコンセプトや世界観がないことが多いため、反響があるとしても紹介しないようにしています。

――ホテル選びのコツ、選ぶ際の注意点や気を付けている点があれば教えてください。

口コミが低いところには、やはり何かしらの欠点が多いです。なので、口コミをチェックするようにしています。逆に口コミが良いホテルは、実際に泊まっても評判の良い理由がわかります。

――これまで泊まった宿の中で、特に印象に残っているところはどこですか。

北海道の美深町にある『青い星通信社』が一番印象に残っています。建物から景色、オーナーまでもが一つのストーリーになっていて、ここは行ってみないと良さが伝わりにくいと思います。「初めて行くのに懐かしい」こんな体験ができるお宿です。

――これまで情報発信をしてきた中で、特に反響の大きかったホテルはどこですか。

印象に残っている投稿は、アカウントを作成してから初めて大きくバズった『ホテル アンテルーム 那覇』です。アカウント作成から約2週間後の出来事で、約24万いいねを頂いたので、初めての経験で驚きました。その後2ヵ月でフォロワーが16万人に増加したので、当時のホテルに対する関心度合いや熱量はすごかった気がします。

――今気になっているホテル、他にお勧めのホテルがあれば教えてください。

山梨県の『ふふ 河口湖』が気になっています。実際に行かれた方の評判も良いですし、個人的に観葉植物が大好きなので、緑がたくさんある雰囲気に惹かれます。ただ、気軽に行ける料金ではないので、いつか大切な記念日などに行ってみたいと思います。