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「私の顔の素材が悪いから」「ブサイクに見えるのはどこ?」初めての施術にがっかりした女性が整形を“自分を好きになる手段”と断言できるワケ

2022-09-05 eltha

 コスメやダイエットといった美容情報とともに、自身の整形体験や施術後のレポートなどをTwitterに投稿し続けているkikiさん。整形前と整形後のビフォーアフターの顔写真を載せた、「整形に100万以上かけて時間も沢山かけてできた今の私を撮り納めて貰いました」という投稿は大きな話題を集めた。整形をしたことで人生観や考え方が大きく変わったという彼女に話を聞いた。

中学時代から整形に憧れ、20歳で施術するも「ちょっと二重にしたくらいじゃ、劇的に可愛くはなれないんだな

中学生の頃は、重たい奥二重と太い鼻筋、そして鼻先が丸い鼻がコンプレックスだったというkikiさん。同じメイクをしてもモデルとは仕上がりが違ったため、「私の顔の素材が悪いからだ」と感じたという。さらに、普通体型だったのに、痩せ型のモデルに憧れて食事制限まで始めた。

「ダイエットは成功したけど、顔には満足できるほどの変化はなく、日に日にパッチリ二重で鼻筋が通っている綺麗な人になりたいという気持ちと、自分はブサイクなんだという思いが強くなっていきましたね。人と顔を合わせて話したり、写真を撮られたりするのが好きじゃなくなっていきました」

すでに中学時代から整形に憧れを抱いていたが、高校生の頃には「整形したい」が口癖になり、いろいろと調べるうちに「いつかしたい」が「絶対する」に変わっていた。ただ、当時の彼氏に反対されたのと金銭的な厳しさから実現はしなかった。
「高校を卒業してすぐに就職をして、お金にも余裕が出始めた20歳の頃に、初めて埋没法で二重整形をしました。今まで二重幅を広げるためにアイテープを貼っていたので、毎朝二重を作る手間が省けるし、とにかくメイクが映えるのでやってよかったなって思いました。ただ、私の瞼は分厚く、3ヵ月もしないうちに埋没の糸は取れてしまい、保証でお直しが無料でできたので再手術をしましたが、それもすぐに取れてしまいました。その後、2020年9月23日に、初めてメスを使う『全切開+眼瞼下垂法』で二重整形をしました」

 ただ、「ちょっと二重にしたくらいじゃ、劇的に可愛くはなれないんだな」というのが正直な感想で、少しがっかりもしたという。

「それからは、私がブサイクに見えるのは輪郭かな? 鼻かな? 口元かな?って、次はどこを整形すれば可愛くなれるのかばかりを鏡の前で考えていましたね」

 整形したkikiさんに対して、否定的な意見を言う人は周囲にはいなかった。特に母親は術後に瞼が腫れて不安になっているときも、「ダウンタイムなんだからしょうがないよ、触らないで待ちなさい」と精神的にサポートしてくれた。

「私の性格上、やると決めたらやらないと気が済まないこと、ずっと整形をしたいと思っていたことを知っている上で、失敗等のリスクも伴う整形はできればしてほしくないという気持ちを隠しながら応援してくれていたと思います。母の存在は凄く心強かったです」

整形によって「死生観」に大きな変化 自己肯定感が上がり人生を楽しめるようになれた

 整形を重ねていく中で大きく変わったのは「死生観」だというkikiさん。整形前はいつ消えてもいいと思っていて、生きていることに意味を見出せずにいた。だが、ずっと望んでいた整形をすることができたとき、今までに感じたことがない達成感を味わった。

「高額な整形費用のローンを組んで、術前・術中の恐怖心に耐えて、やっとの思いでできた整形は、見た目の変化から得られた自信だけではなく、やりたいことをやり遂げた達成感によって自己肯定感も高めてくれました。可愛いコスメを買ったり、健康に気を使った食を楽しむようになったりして、人生を楽しめるようになりました」

 ただ、整形を重ねた現在も満足度は55点で、まだ納得はできていないという。今感じているコンプレックスを、これからも一つずつ解消していきたいと意気込む。
「私に合うカスタムをして、“私史上一番可愛い私”になりたいです。もちろんどこかで妥協点を見つけるべきではありますが、今はまだ伸び代があると思っています」

整形前よりも今のほうが幸せだとkikiさんはきっぱりと断言する。整形前に比べて自分を大切にしてあげられるようになったとも感じている。

「整形前と整形後で、生活も周りからの対応にも大きな変化はないのに、幸せだと感じる瞬間が増えました。きっと自己嫌悪に陥ることが劇的に減ったからだと思います。変わらない日常の中に、幸せだと思える瞬間がこんなにあったのに、自分が嫌いだと思いながらつまらない日常にしてしまっていたのは自分自身だったみたいです。私にとって整形は、自分を好きになるための手段の一つですね」

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