偽物はどれ?目と脳がバグる『木彫りうなぎパイ』にSNS仰天「かじらないと分からないw」
2023-01-17 eltha
彫刻や彩色することによって、さまざまな表情を生み出せる“木彫りアート”
【キボリノコンノ】 材料の木の木目を見た時に、「これうなぎパイのパイ生地になりそう!」と思って作りました。パイ生地のサクサク感を表現するため、見た目だけでなく触り心地も本物と触り比べながら彫刻しています。また裏側の細かなパイの層も一層一層彫って表現しました。
【キボリノコンノ】 「カステラになりたい木の気持ち」です。木の角材がカステラになりたくて、木が剥がれ、徐々にカステラに変わっていく様子を表現したのですが、木が剥がれていくところに「カステラになりたい気持ち」をうまく表現できたところと、作品全体として、木の質感や面白さ、リアルさをバランスよく表現できたところが気に入ってます。
――生地の気泡やカステラの底についた“ざらめ”の表現に「芸コマ」の声も寄せられていました。それにしてもどれも本当に精巧です。木彫り作品の大まかな制作工程を教えてください。
【キボリノコンノ】 まず、ノコギリで木を必要なサイズに切ります。次に、ベルトサンダーで荒削り。その後、実物を並べて見ながら彫刻刀で形を作って、ルーターで彫刻して質感を表現します。最後にアクリル絵の具で着色して完成です。
【キボリノコンノ】 木は硬くて曲がることがなければ食べることもできないはずなのに、彫刻や彩色することによって、柔らかそうに見えたり、透明にみえたり、美味しそうに見えたりと、さまざまな表情を生み出すことができることに木彫りの魅力を感じています。
――キボリノコンノさんの手にかかると本当に質感までが変化して見えて本当に不思議です! 今後の活動予定を教えてください。
【キボリノコンノ】 たくさんの方から実物を見てみたいとという声をいただいているので、全国各地で展示会を開いて、より多くの方に作品を直接見て楽しんでいただきたいです。
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