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去年の日焼け止めは今年も使って大丈夫? 「日焼け止めの使用期限」を専門家が解説

2023-07-10 eltha

 真夏日が続き、日焼け止めが欠かせないこの季節。ところで、去年の日焼け止めは今年も使って大丈夫なのだろうか?紫外線から美肌を守ってくれる日焼け止めだが、使用期限や塗り方によってその働きや効果が変わることも。本記事では、美容カウンセラー・橋井愛実さんが、日焼け止めの使用期限の目安、注意点、効果的な塗り方について詳しく解説する。
 日焼け止めの使用期限は、基本的に製品に記載されているため、使用前にしっかりと確認して期限に従うことが重要だ。パッケージに「○○M」という記号で示されていることが多く、一般的には開封後1年程度が目安だが、未開封の場合でも製造から3年以内に使用することが推奨されている。1年以上前に開封して余ったものなど、期限が切れたものは、水分や油分の分離や劣化が起こり、効果が薄れる恐れがあるため、使用は避けよう。

 また、日焼け止めを使用する際には、適量を確保して適切な周期で塗り直すことが大切だ。その効果を最大限引き出すためには、塗る量や塗り方も肝心。顔全体で1回あたりパール玉2個分くらいが目安で、塗り広げやすいよう指先でかるく伸ばしてからお肌に馴染ませよう。一般的には2〜3時間おきに塗り直すことが推奨されている。

 日焼け止めは、使用期限や注意点、塗り方をしっかり守って使うことで、紫外線から肌を守ることができる。しかし、日焼け止めが完全に紫外線を遮断するわけではなく、帽子やサングラス、日傘などの物理的な紫外線対策も併用したり、できるだけ直射日光を避けたりすることも大切だ。また、紫外線ダメージを受けた肌は、保湿や栄養補給などのアフターケアも必要だ。美しい肌を保つためには、日焼け止めとスキンケアの両方を忘れずに。

美容カウンセラー・橋井愛実さんのコメント
使用期限の切れた日焼け止めは、肌トラブルを引き起こすリスクが高くなるため、使用を避けるのが無難です。なるべく商品の品質を保つために、保管方法も高温多湿な場所は避けるなどを心掛けるといいでしょう。

医療法人前幸会 ささゆりヘルスクリニック カウンセラー・橋井愛実

監修者 医療法人前幸会 ささゆりヘルスクリニック カウンセラー・橋井愛実

一般的な保険診療だけでなく、各種健康診断をはじめ、がん検診・健康をサポートする美容点滴・疲労回復点滴・発毛・育毛・医療レーザー脱毛などを自由診療で行っている美容クリニックの現役カウンセラー。文部科学省後援の日本化粧品検定1級を取得しており、“乾燥・敏感肌”、“顔の赤み”、などの自分の肌悩みと向き合い、同じような悩みを持った方へのスキンケアだけでなく、幅広い美容知識をもとにカウンセリング・アドバイスを行っている。

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