ダウンタイム中の必須アイテム「かぼちゃジュース」、その効果とは? 簡単レシピも
2023-08-17 eltha
かぼちゃジュースとは?
「飲む時間帯は、腎臓の働きが活発になると言われている夕方から夜にかけての17時〜19時がおすすめです。腎臓は水分代謝やホルモンのバランスにも関係のある臓器なので、むくみの解消やアンチエイジングに効果を出したい方は夕食時にとるのが良いでしょう。
産後のむくみが気になる方にもおすすめです。脾臓の働きが活発になる午前中、9時〜11時に飲むことによって、出産により失われた気や血を作る力が整い、水の巡りが良くなるので、体力を落とすことなくダイエットや体調管理に努めることができます」(白崎さん/以下同)
かぼちゃジュースの注目成分
・β-カロテン:かぼちゃのオレンジ色のもととなる成分で、体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは皮膚や粘膜を強くする効果があり、肌荒れや乾燥を防ぎます。また、抗酸化作用があり、老化や病気の予防にも役立ちます。
・ビタミンE:かぼちゃには野菜の中でもトップクラスのビタミンEが含まれています。ビタミンEはアンチエイジング効果が高く、シワやシミを防ぐ効果があります。また、血行を促進して冷え性や腰痛を改善する効果もあります。
・カリウム:かぼちゃにはカリウムが多く含まれています。カリウムは体内の余分な水分や塩分を排出する働きがあり、むくみや高血圧の予防に効果的です。
・ルテイン:かぼちゃにはルテインという黄色の色素成分が含まれています。ルテインは眼球内で強い抗酸化作用を発揮し、眼精疲労や視力低下、目の病気の予防に効果があります。また、免疫力を維持したり炎症を抑えたりする効果もあります。
かぼちゃジュースを自分で作る方法、様々なアレンジも
・かぼちゃ 50〜100g程度
・水 1カップ弱
・お好みで牛乳(豆乳)、はちみつ
1.かぼちゃは皮ごと洗ってから一口大に切ります。種は取り除いてください。
2.鍋に水とかぼちゃを入れて火にかけます。かぼちゃが柔らかくなるまで煮ます。
3.かぼちゃと水をミキサーに入れて滑らかになるまで混ぜます。お好みで牛乳や豆乳、はちみつなどを加えてもOKです。
4.冷蔵庫で冷やしてから飲んでください。保存する場合は冷蔵庫で3日以内に飲み切ってください。
「さらに良質なたんぱく質やポリフェノールと言った抗酸化力が豊富なきな粉や、大腸の善玉菌の餌となるオリゴ糖や食物繊維が豊富な甘酒を加えて、美肌効果をアップさせるのもおススメです」
かぼちゃジュースは美容や健康にたくさんの効果があるだけでなく、美味しくて飲みやすいジュースです。自分で作ることも簡単なので、ぜひ好みの味を見つけてみてくださいね。
監修者 白崎順子
健康美容サロン プロビアンコ代表 エステスクールBeautyprogress理事
不調に悩む女性のための健康美容エステティシャン。「美は健康から」をテーマに1万人以上の施術実績。自身の病気をきっかけに東洋医学の陰陽五行メソッドを美容に取り入れ心身ともに健康で美しい女性を増やすオリジナルメニューを考案。メソッドを広げるべく全国のセラピストに向けた陰陽五行講座の理事も務めます。著書に『カリスマエステティシャンが教える優しい臓活ケア』(セルバ出版)