【産後ダイエット】隙間時間に効率よく、サクッと3分でできる”お腹痩せ”トレーニングを解説
2023-11-11 eltha
運動不足による筋力の低下…インナーマッスルを鍛えないと、何が起こる?
インナーマッスルとは、体の深層にある筋肉で、姿勢の保持、内臓の保護、骨盤の安定などに関わっています。出産後はインナーマッスルの働きが弱くなりやすく、姿勢が悪くなったり、尿漏れや便秘などのトラブルを引き起こしたりします。
体のトラブルを極力減らして育児に集中できるように、妊娠前の体型に少しずつ戻していくために、まずは「インナーマッスルを鍛える」「骨盤を正しい位置に戻していく」ことが産後ケアの第一歩です
妊娠前のボディラインに戻りたい…と考えたときに、真っ先に気になるのが「お腹が凹まない問題」。お腹や腰周りのたるみや出っ張り、なぜ戻りにくいと感じるのでしょうか。ショウ先生はインナーマッスルと”腹圧”の関係性を指摘します。
「妊娠時から出産するまでは、お腹が大きく動けなかったり、出産後でも家事や育児に追われ、運動する時間を確保することができません。そのため、運動不足により筋力が弱くなります。特に、姿勢を支えているインナーマッスルの筋肉が低下します。その結果、腹圧と言われているお腹の圧力が低下し、内臓が下に下がってしまい、ぽっこりお腹になります」
【インナーマッスルを鍛えることで叶うこと】
・お腹や腰周りのたるみや出っ張りを改善することができます
・基礎代謝を上げ、脂肪燃焼効果が高まります
・姿勢が良くなることで、呼吸や血液循環が改善されます
「隙間時間に効率良く」3分で終わる、お腹痩せトレーニング
仰向けの体勢から両ひじを立てて上半身を支えます。
腰は浮かさず地面にしっかりつけた状態で左右の足を交互に上げ、上下にパタパタと動かします。
(2)両足を曲げ伸ばす【30秒×1セット】
上半身は(1)の姿勢のまま、足の動きを変えていきます。
両足を胸に引き寄せ、伸ばす動作を繰り返します。腰が浮かないように注意しましょう。
(3)お尻を上げる【30秒×1セット】
仰向けになり、両手は腰の横に置きます。
両膝を曲げた状態で、お尻を引き上げます。お尻の上げ下げを繰り返します。
(4)足上げツイスト【30秒×1セット】
仰向けになり、両手を腰の高さで広めに開きます。
腰をつけた状態で足を浮かせます。
両膝を曲げて、左右に捻ります。
(5)かかとタッチ【30秒×1セット】
仰向けになり、膝を立てます。おへそを覗き込むように上体をあげます。腕を伸ばして、左右交互にかかとをタッチします
●効果
お腹痩せ、浮き輪肉改善、代謝向上、猫背、反り腰改善
●ターゲット
腹筋、腸腰筋、腹横筋
「この5つのトレーニングは、産後に弱くなりやすい骨盤周りの筋肉(インナーマッスル)を鍛えることができ、基礎代謝が向上し、痩せ体質を作ることができます。また、1つ30秒なので5種目しても3分以内に終わるトレーニングになっています。毎日忙しいママさんでも隙間時間に効率良くサクッと運動することができるのがポイントです。筋肉は1日でつくわけではありません。たった3分、毎日のコツコツの積み重ねで産前の体型を取り戻すことができます」
監修者 小谷奬
ママが自宅で痩せるオンラインダイエット「産サポ」の受講者が500名を突破。SNSでは産後太り解消に有益な情報、育児や子育てに役立つ知識やお出かけ情報を発信。産前、産後ケアをもっとより身近にするための情報交換や専門家たち向けの勉強会、外部講師講習会、イベント開催などを行うオンラインサロン「産前・産後整体コミュニティ TUNAGARI」を主宰。「350人以上のママが痩せた!産後ダイエットの教科書」