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女性の美を応援! スーパーフード「チアシード」活用術

2015-09-28 eltha

女性の美を応援! スーパーフード「チアシード」活用術

日頃から“美”に敏感な女性たちの間で定番にもなりつつあるのが、近年人気のスーパーフード。栄養バランスに優れ、食品とサプリメントとの中間のような存在として、注目を集めています。なかでも、女性に嬉しい栄養素が豊富でプチプチとした独特な食感がクセになる「チアシード」が大人気! その魅力とおいしい食べ方、おもしろ活用法を特集します。

そもそも“チアシード”ってどんなもの?

 チアシードとは、主にメキシコなど中南米で栽培されている植物の種で、シソ科サルビア属ミントの一種。シソ?ミント?とよくわからない感じですが、実際は無味無臭です。管理栄養士・宇野薫さんによると「女性が不足しがちな栄養素を多く含み、少量で効率的に栄養素を摂ることができる」というチアシード。大量の水を含むと種の周りがゼラチン状になって膨らみ、満腹感が得られることから、ダイエット目的に食べる女性も多いですが、実は栄養も満点です。

 「最近、全体的な食事量が減少し、エネルギーとなる3大栄養素(タンパク質、糖質、脂質)が不足する女性が多いと問題になっています。しなやかな筋肉、肌を作るタンパク質、潤いのある肌に欠かせない“良質な脂質”が不足している現状」と宇野さん。そんな栄養不足の現代女性にぴったりなスーパーフードが、チアシードなんです。

チアシードで摂れる主な栄養素


 チアシードは低カロリーで、抗酸化物質、食物繊維、タンパク質、良質脂質(オメガ3脂肪酸)、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄が入っています。美しい肌を作るために必要な栄養素をまるっと含むチアシードは、まさに女性の味方。しかも「魚が不足しがちな現代で、手軽にオメガ3脂肪酸を摂れるのが最大の強み」なんだとか。

1日大さじ1杯で健康&美をゲット! チアシードの賢い食べ方

 チアシードは1日大さじ1杯(約10g)を摂取すればOK。たったこれだけで、1日に必要なオメガ3脂肪酸やレタス30個分の食物繊維を摂ることができるなんて、とっても手軽ですよね。「あまりたくさん食べると、おなかが緩くなる可能性があります」とのことなので、適量を心がけて。

 食べ方はとっても簡単。無味無臭という特長を生かした「ヨーグルトやスムージー、ミルクティーなどの飲料や、スープ、シチュー、味噌汁などの汁物に混ぜる」がポピュラーなんだとか。「ジャムやドレッシング、ソースなどにも幅広く活用できますし、卵焼き、ポテトサラダ、和え物に混ぜたり、トッピングするのもいいですよ。おかかとクルミ、桜えび、チアシードのふりかけなどもオススメです」と宇野さん。食材自体にクセがないので、いろんなアレンジが楽しめるのも嬉しいところですね。(写真は、チアシードをふりかけたスイーツ)

お話を伺ったのは……

管理栄養士・宇野薫さん

予防医療コンサルタント・細川モモが主宰する、一般社団法人Luvtelli 東京&NewYorkに所属する管理栄養士。父の糖尿病をきっかけに食事の大切さを痛感し、管理栄養士を志す。疾患予防やアンチエイジングなど、健康で美しいカラダ作りをアシストする。

Luvtelli 東京&NewYork公式サイトhttp://www.luvtelli.com/

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