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恒松祐里【Drama】 Interview

2025-04-21

ディズニープラス スター日本初オリジナルシリーズとして実写ドラマ化された、二宮正明原作のサスペンスコミック『ガンニバル』。数々の謎が明かされる「シーズン2」でキーパーソンを演じた恒松祐里さんに、撮影時の自身の取り組み、そして作品の見どころを聞きました。

Profileつねまつ・ゆり1998年10月9日生まれ、東京都出身。2005 年ドラマ『瑠璃の島』でデビュー。出演作 に、連続テレビ小説『おかえりモネ』(2021 年)、Netflixシリーズ『全裸監督 シーズン 2』(2021年)などがある。6月には出演映画 『きさらぎ駅 Re:』の公開を控えている。

役柄を深く理解して挑んだキーパーソンの若年時代

艶やかな赤いリップメイクでこの日の撮影に挑んだ恒松祐里さん。これは演じる役柄・後藤銀をイメージをしたのだそう。

銀のビジュアルは作品の中で、どんどん変わっていきます。徐々に口紅の色を濃くしていくなど、メイクさんと話し合って決めていきました。銀の妖艶さはにじみ出る?というより計算したもの?。生きる術だったんだと思うんです。

供花村を牛耳る「後藤家」のかつての当主・銀は若い頃、後藤家の人々からも村人たちからも、壮絶な扱いを受けていた。

原作漫画の銀が村人から仕打ちを受けるショッキングなシーンのひとコマをスクリーンショットにして、撮影中は携帯電話の画面にしていました。『これが銀の日常なんだ』と、銀のやるせなさ、復讐心を日常生活にも染み込ませるために。撮影はハードなシーンの連続でしたが、空き時間は共演者のみなさんやスタッフさんたちと、和気あいあいでした。

「山で暮らすようになった銀のリップは、だんだんと“血の気”を感じさせる色になっていきます。重ね着した着物の色合いや小道具にもこだわっているので、ぜひ映像を一時停止して、確認していただきたいです。」

演じながらもそんな銀に愛しさを感じていたという恒松さん。誰にも愛されずに育ってきた銀ですが、供花村の来乃神神社の神宮・神山政宗に出会ったことで、運命が変わっていくんです。片山慎三監督と、こんなふうに味方が現れたら心が動かされるんじゃないかって話をして。銀の恋心みた いなものを表現したのは、原作に はあまりなかったところです。

鋭い目つきで他を寄せ付けない魅力を持つ、銀を演じる恒松さんですが、実際にお会いするとやわらかでキュートな印象。

持ち物はピンクが多かったり、実は可愛いものが好きなんです。『私服のイメージが違う』と言われることもあります(笑)。コスメもカラフルなものをたくさん持っていて、ポップなメイクが好きなんです。2025年からは筋肉をつけるべくジムにも通い始めて、食事にも気をつけるようになりました。引き続き、美容には力を入れていきます!

「倍賞美津子さんが演じた後藤 銀は圧倒的なオーラで、その若い頃を演じるということでプレッシャーもありました。自分が出演できるとは思っていなかったので、お話をいただいたときは本当にうれしかったです。」

『ガンニバル』シーズン2

戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー、ついに完結!ディズニープラスが放つ、世界を震撼させた衝撃のヴィレッジ・サイコスリラー超大作、完結。“この村では、人が喰われるらしい―”美しい村の恐ろしい真相を暴くため、警察官・阿川大悟が一線を越えたとき、村を支配する後藤家との狂乱の戦いが始まる。止められない狂気の渦の先にある驚愕の真実とは?

【原作】『ガンニバル』二宮正明(日本文芸社刊)【監督】片山慎三、佐野隆英、大庭功睦【脚本】大江崇允、廣原暁【出演】柳楽優弥、笠松 将、吉岡里帆、高杉真宙、北 香那、 杉田雷麟、山下リオ、田中俊介、志水心音、吉原光夫 / 中島 歩、岩瀬 亮、松浦祐也、永田崇人、ジン・デヨン / 六角精児、 恒松祐里、倉 悠貴、福島リラ、谷中 敦、テイ龍進 / 豊原功補、 矢柴俊博、河井青葉、赤堀雅秋、二階堂智、大鷹明良、利重 剛 / 中村梅雀、橋爪 功 倍賞美津子ディズニープラス スターにて独占配信中(C) 2025 Disneyhttps://www.disneyplus.com/ja-jp

※本記事はアッププラス2025年5月号より一部抜粋して掲載しています

撮影/屋山和樹スタイリスト/武久真理江ヘア&メイク/安海督曜取材・文/山西裕美(ヒストリアル)

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提供元:up PLUS

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