ホーム レシピ > 桜前線の次は“新茶前線” が北上中! 美味しい「緑茶」の楽しみ方

桜前線の次は“新茶前線” が北上中! 美味しい「緑茶」の楽しみ方


身近すぎて意外に知らない!? お茶の種類
ひとくちにお茶といっても種類はいろいろ。そもそもお茶とは、ツバキ科の植物であるチャノキ(茶の木)の葉を加工したものの総称です。茶葉は放っておくと、茶葉に含まれる酸化酵素の働きによって発酵が進んでいくのですが、これをどの程度に抑えるかでお茶の種類が決まります。

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緑茶はまったく発酵させない不発酵茶。烏龍茶などは半発酵茶で、紅茶は完全に発酵させた発酵茶です。緑茶にはおもに以下のような種類があります。

玉露
茶摘み前に20日間ほど、茶畑全体に稲わらなどをかぶせて遮光する。渋味の元となるカテキンが抑えられ、旨みが増す。

普通蒸煎茶
もっともポピュラーな緑茶。甘味と渋味のバランスがよい。

深蒸煎茶
煎茶の一種で、蒸しの時間を普通蒸煎茶より長くとったもの。味が濃厚。

抹茶
茶をもまずに乾燥させた“碾茶”(てんちゃ)から茎や葉脈を取り除き、石臼でひいて粉末状に仕上げたもの。ほどよい苦味とまろやかなコクがある。

かぶせ茶
茶摘み前に茶畑を覆う。玉露よりは期間が短く、まろやかな旨味を持ち、すっきりした味わい。

茎茶(雁ヶ音)
茎の部分を集めたもので、清涼感のある風味が持ち味。なかでも玉露の茎を雁ヶ音という。

番茶
新芽のあとの二番茶、三番茶を指すことが多い。カフェインが少ないのでお休み前にも。

ほうじ茶
煎茶や茎茶、番茶などを焙煎したもの。香ばしい香りが特徴。

カテキンのパワーで身体のサビを防ぐ
緑茶の成分の中で注目したいのは、なんといってもカテキン。ポリフェノールの一種で苦味や渋味の元になっている成分です。抗酸化作用が強く、ガン予防やアンチエイジングへの効果も期待できるほか、殺菌作用があり虫歯予防にも効果的だとか。ほかにもコラーゲン合成を助けるビタミンCや抗酸化作用のあるβカロテンミネラルも含みます。ノンカロリーなのも嬉しいところですね。

ちなみにカテキン量は煎茶よりも番茶が多め。また、抹茶は茶葉を粉にするため、栄養成分を丸ごと摂取できるのがメリットです。

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