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チリーンと鳴り響く音色が涼をよぶ 〜江戸風鈴で暑気払い〜

夏の夕暮れに、チリーンと鳴る風鈴の音は、心にまで涼しさを届けてくれます。見た目にも涼しいガラスの風鈴は、江戸時代に作られるようになりました。当初は、とても高価なもの、庶民の手に届く代物ではありませんでした。庶民が気軽に楽しめるようになったのは、明治になってしばらくしてからのことだったようです。


さて東京の江戸川区に、昔ながらの製法でガラス風鈴を手掛ける工房・篠原風鈴本舗があります。江戸風鈴と名づけられた、ガラス風鈴の魅力についてお伺いしてきました。

大正4年の創業から、4代目へと続く江戸風鈴
幕末のころ、旗本務めの御家人が内職としてはじめたガラス風鈴。その技術を受け継ぎ、大正4年に初代・篠原又平が創業した篠原風鈴本舗。工房で手掛けるガラス風鈴を江戸風鈴と名づけた2代目、それを受け継ぎ発展させた3代目。そして今では、4代目の篠原由香利さんや古参の職人が中心となり工房を切り盛りしています。

江戸風鈴は、とけたガラスをガラス棒でまきとり息を吹き込みながら風鈴形に仕上げていきます。空中でふくらます製法は、宙吹きと呼ばれていて、この技術を習得するだけでも数年はかかるそうです。



また涼やかな音色と絵柄を楽しむ風鈴。江戸風鈴では、いい音が鳴るようにと鳴り口の部分をギザギザに仕上げています。また絵柄は、金魚や朝顔などの定番柄以外に、ラメ細工の花柄、切り子細工、東京の夜景を描いたアート風鈴など、毎年新スタイルを続々発表。1000円代の風鈴から10万円代の風鈴まで、さまざまな風鈴が作られています。


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