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プロカメラマンからみた、大人の女性の美しさとは?


―― 世界各地のどこかで、何も知らない美少女がたまたま発見されて、超売れっ子モデルになったりしますよね。そういう場合はどうなんでしょう。

「写真映りがいい人って、先天的にいるじゃないですか。Aタイプですね。そういう人こそモデルなんですよ。持って生まれたモデルの才能。自分では意識していないだけで…」



美しく写真に撮られるためのコツとは?

―― 先天的に写真映りが悪い場合(笑)、どうしたらいいですか?

「もし自分は写真映りが悪いと思ったら、いろいろ工夫してみればいいんですよ」


―― 美しく撮られるコツを、ぜひ教えてください。

「一番いいのは、プリクラでいろいろな角度から撮って、どの角度がきれいか自分で確認すること。僕、プロのモデルさんにも、どの角度がいいかって聞きますよ。わからないっていうモデルには、やはり、プリクラ行けって言いますね。それは、自分で知っておいたほうが絶対いいから。

プリクラじゃなくても、自撮りでいいから、実際にいろいろ撮ってみること。プリクラがいいのは、プリントになるじゃない? それが大事。よく決め顔なんていうけれど、どういう角度が好きか自分で知っているだけでも違う。というか、自分で知らないとダメ」


―― プリクラは盲点でした。具体的には、何か注意すべきことがありますか?

「朝のテレビ番組のニュースキャスターを見ても、ただ立っている人と、脚をちょっと前後にしている人とでは、伝わってくる美しさが全然違う。後者のほうがO脚をカバーできるしね。仁王立ちはダメですよ(笑)。あと、真正面で立たないほうがいいですね。体は斜めにして、顔は正面で、足先は斜めに揃える。

それから、の処理。手をダラーッと垂らしてるんじゃなくて、指先にちょっと力を入れてニュアンスを持たせる。

プロのモデルさんでも、手の処理が上手いと、撮るほうはすごく楽なんです。一番いいモデルさんというのは、僕らの言い方で、『スクッと立つ』っていうんだけど、スッと立ってるだけで絵になるモデルさんは、最高です」

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