その2: 自分なりの「基準」を持つ女性誌の取材を受けるときに、編集部の方が最新号を持参してくださいます。私の記事の掲載号も勿論手にしますが、流行のものを見ることができる取材時の雑誌はファッションだけではなく
時代の流れを知ることができるため、ありがたい存在です。
「へ〜こんな洋服の組み合わせがOKなんだ」
「わ〜ステキ〜。今度行ってみよう!」
「皆、こういう物事の見方をする傾向があるのね…」
小高の冒険心が多々駆り立てられますが、ふと立ち止まることも忘れません。そこに
“私らしさ” はあるのか? 服に着られ、流行に流され、それでも自分の内面からの喜びを感じ、自分のスタイルとして取り入れることができるのか? やってみなくてはわかりませんが、
自分なりの基準、ベースは持っていたいと思っています。
自分の魅力が伝わる服。定番の基礎となるファッションの確立が大切です。そのベースが理解できていると特別なときに、そのベースを基軸にたし算・引き算し、特別感と自分らしさが引き立つファッションを導き出すことができるのです。
ゆったりしている服が多い人が、しめつけ感のある服やヒールで颯爽とあらわれても違和感を感じない。どこか普段のその人が更にステキになった…。そんな感覚を受ける人っていますよね。それは、自分の
定番、基礎、ベースをわかっているからこその
自信が反映されているのです。定番をアレンジできると、他人にも
安心感や
心地よさを与えることができます。