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妻を壊したのは僕の何気ない一言だった/完璧主義の妻と父になれない夫(4)【夫婦の危機 Vol.84】

■前回のあらすじ
明日香にいくら電話しても応答がない…。そんなとき連絡が来たのはテニス仲間だった愛ちゃん。そのメッセージを見て自分が明日香にしてしまった仕打ちの酷さに気がつくのだが…。

家から姿を消していた妻の明日香。しかし義母からの連絡で、明日香の実家にいることがわかりました。

これまで明日香は、仕事で大変だったときも、妊娠中のツラいときも実家を頼ることはありませんでした。よく「お母さんは心配性だから…」が口癖だった明日香なので、今回も実家以外ばかり考えていたのです。でもようやく無事が確認できて、急いで迎えに行くと、そこには冷たい表情の明日香が待っていました。



てっきり僕は、毎日飲みに出かけたり、テニスに行っていることを怒っているのだと思っていました。そしてもしかしたら愛ちゃんとのことを疑っているのかも…なんて考えていた僕は本当に明日香の気持ちを理解していませんでした。

僕にとってはたかがメッセージで呟いただけのこと。でも僕の何気ないたった数文字の言葉は、明日香のそれまでの頑張りを否定するものだったことすら気づいていませんでした。


先ほど電話で明日香のことを知らせてくれた義母は、僕を責めるどころかとても心配そうに声をかけてくれて…。


僕は自分のことばかりで、明日香の気持ちを何もわかってなかったのです。

明日香ははじめての育児に家事に必死でやっていたのに、僕はかまってくれないといじけてた。ただの子どもです…。僕はお父さんになれてなかったんです。

この後、お義母さんの助言もあり、お互いの気持ちを話し合うことができました。おそらくはじめはほんの少しのすれ違いだったはず。でもお互いに言葉にせずに、相手が気づいてくれないことにいら立って、どんどん溝が深まってしまっていたことに気づきました。

お互いに理解するためには、心の声を言葉にすることも大切なんだと学びました。

仕事をするなかで、できる範囲で僕が家事や育児を行うことはもちろん、何事にも手が抜けず自分をより追い込んでいた明日香のために、まずはロボット掃除機と食洗器を購入することに。土曜日の朝は僕が早く起きてひまりのことを見ると約束したことで、僕としても念願の金曜日の夜に少しの時間でもふたりで過ごすことができるようにしました。

少しずつではあるけれど、家族の問題と向き合い、再構築して行きたいと思います。

※この漫画は実話をべースにしたフィクションです


(ウーマンエキサイト編集部)

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