■前回のあらすじ
私は理子、33歳。夫の健斗とは対等に付き合える夫婦関係を築いてきたつもりでした。そんな中妊娠が発覚し、夫婦だけで産後を乗り切ることにしたのですが…。
「最高のパートナーとともに、子育て生活をスタートできる」と思っていた私。無事に元気な女の子を出産し、夫の健斗はとても喜んでいました。
出産に立ち会って、感激した様子を見せた夫。しかしその日から、仕事を理由にまったく病院に来てくれなくなったのです。
ほかのママたちのもとには、毎日その夫や両親がお見舞いに来てくれて楽しそう。けれど私のもとには…。夫が来てくれないので、名付けの相談すらできません。
「健斗は、私にも娘にも会いたくないのだろうか…?」産後のボロボロの体調だからか、余計に寂しさがこたえました。
病院に来てくれないばかりか、まさか退院日にも来られないなんて…!
…でも、仕事と言われてしまったら仕方がない。私はどうにか怒りの気持ちを鎮め、せめて一度荷物だけでも取りに来てもらえないかと頼みました。
私の体を気遣ったり、娘の顔をながめることもせず、ただただ自分の都合ばかりをまくしたてて帰っていった夫。
「あれ? 健斗ってこんな人だったっけ?」
私は初めて大きな気持ちのズレを感じ、途方もなく不安になっていったのです…。
次回に続く(全7話)毎日19時更新!
※この漫画は実話を元に編集しています
(ウーマンエキサイト編集部)