■前回のあらすじ
麻酔が切れ、ひどい痛みに襲われた私。その後ガーゼを取ってもらったので自分の顔を見ると、鼻が黒っぽくなっていて…。
■どんな顔になっても子どもたちに母親は必要!「顔に大きな傷が残ってしまうかも」という覚悟をして手術に臨んだはずなのに、手術後に顔が黒ずんでいたのを見て、とても不安になってしまっていました。
傷があることで、社会的に必要ではないとみなされるのではないか…、という恐怖心が私の心の中にあったのだと思います。
でも、
もし大きな傷が残ったとしても、子どもたちや家族にしてあげられることはまだまだある。
もし私が死んでしまったら、子どもたちは単純にもっと困るよね。と考えることで、
「生きる」ことへのモチベーションを上げました。
私を必要としてくれる人がいるうちは、どんな自分になったとしても生きる価値がある、個人的な意見ですが、私はそう考えました。
■考えても仕方ない、わかっていても…頭ではわかっているんだけど、気持ちがついていかない。怖いもんは怖い…!鼻の表面が黒くなるだけだったらお化粧で何とかなるじゃん! と前向きに考えようとしたのですが…。インターネットで調べたりして、怖い画像を見すぎたせいかもしれないです。
あとは手術の後って、前回の入院のときと違って放射線治療も何もないので、痛みに耐えながら日常生活が送れるようになるまで待つ。ひたすら待つ…っていう感じなので、なんだか鬱々としてしまって。気持ちが沈んでいってしまいました…。
※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
(やよいかめ)