■前回のあらすじ
夜中に部下の秋山から、助けてほしいという内容のメッセージが来た健介。そのことをきっかけに妻と喧嘩になり…
俺は恭子とふたりの子どもを養うために、「給料の高い俺がしっかり稼がないと」という思いで仕事に打ち込んできた。それが当たり前だと思っていたし、恭子にもそれをサポートしてほしい、むしろするべきだと勝手に考えていた。
家では寛いで過ごしたかったから、「恭子がなぜイライラしているのか」を考えることも面倒で、恭子の気持ちを汲むことやや、自分たちの夫婦関係の修復から逃げていたのは事実だ。
でも恭子から「離婚」という言葉が出たことや、恭子がこれまで俺に対して抱えていた気持ちを打ち明けられたこと、そして他の男とのやりとりに浮き足立っていたのを知ったことで、恭子も逃げ場を探していたんだということがわかった。
お互いに大事にすべき家庭から逃げたがっていた…このままではいけないと、夫婦で改めて向き合う決心がついた。
※この漫画は実話をべースにしたフィクションです
(ウーマンエキサイト編集部)