■前回のあらすじ
出血が止まらず深夜救急病院に子連れで向かうと、医師から手術を提案される。しかし、子どもたちの預け先がない状況で手術することに躊躇(ちゅうちょ)して…。
■私の不安を理解し、医師は手術を回避今の私の状況を説明すると、血液検査の結果も最悪の状態ではなかったこともあるでしょうが、
先生が私の意見を尊重してくれたことが嬉しかったです。その対応に私はとても救われました。
その間、病院に来てくれていた次女と三女は、看護師さんに待合室で待つように言われていたのですが
初めて来た場所。時刻は深夜12時は過ぎていたと思います。すごく眠たいはずなのに、母親の様子に2人とも眠れずにいるようでした。
■やっと出血が止まった!そしてやっと出血が止まったのは、朝の3時。処置が終わり受付に向かう私たち。電灯は廊下だけついており、ほとんどの電気はついていない状態でした。
「それにしても本当に暗いね。それに誰もいないね」と言うと、次女が「すいませーん!誰かいませんかー?」と受付に声を掛けてくれました。すると奥の扉から男性が現れ、会計処理をしてくれました。
会計を待っている間、3人で椅子にやっとゆっくり座ることができ、一気に今までの緊張が緩みました。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。感謝の気持ちでいっぱいでした。
子どもの存在がこんなにも私の心の支えになっているのだ、と心の底から思い、健康の大切さ、ありがたさを痛感した日でもありました。
翌日朝10時に再び病院を予約し、いったん、へとへとになりながら娘たちと帰宅。少し仮眠し、再度、病院へ行き状態を確認してもらうと、出血が完全に止まっており、その後1〜2週間後に再度診てもらい問題なかったので、この日で受診は終了となりました。
本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
(あん子)