このお話は作者が体験した恐怖体験です。怖いのが苦手な人はお控えください。
■前回のあらすじ
神主からいったん帰宅するよう言われた夜は一睡もできず、翌日すぐにお祓いをお願いしました。いざお祓いが始まると体にさまざまな異変が起こり、怖くて泣いていると儀式は終わっていて…。
「これを食べてください」と差し出されたのは、人型の絵と読めない文字が描いてある薄めの和紙でした。
何がこの場に来てるのかなども、この時には教えてはもらえず…。「取り憑いてるものが取り切れたというわけではない」と言われ、この日、そのまま私と義母は家に帰ることになったのです。
(大盛 のぞみ)